僕もどちらかというと、アイゼナッハ氏の意見と同じなんですけどね。

　批評する自由はあるけれども、中傷する自由はないですし。

　「私が嫌いだから」で全否定するのは、確かに批評ではない。
　ジャンルが１８禁だからという理由だけで全否定してしまうのは、いろんな差別問題と一緒。

　「パソコンをするやつらはオタクで、一般人から見れば異常である」
　「大学生にもなって漫画をよんでるなど、とんでもない！」
　「ジーパンをはくやつは不良だ」
　「コンピューターゲームで遊ぶ奴は、友人をつくることができない、コミュニケーションに欠けるやつである」

　全て、昔、言われてきたことです。
　あるいは、歴史をふりかえれば、いわゆる「エロ」の中から、生まれた名作や、才能を開花した人間も多くいます。

　「私は嫌いだから、買う気はないし、人にも薦めない」は、批評。
　「私は嫌いだから、世の中でも認められるべきでない」になってしまうと、違うと思うのですよ。

　しかし、営利主義の大手１８禁サークルは確かに存在します。
　原作を知らずに漫画をかくなども日常茶飯事です。

　でもね。一番、留意しなくてはならないのは、需要と供給のバランスは成立しているということですね。
　コミケにいけば、大手１８禁サークルで４時間待ちの列なんてのもザラにできます。
　それに対して、いわゆる健全系のサークルでは列ができることが希です。

　これは、頭にいれておくべきでしょう。