> "Ｆｌｉｐ ｏｎ ＶＢｌａｎｋ"という設定はMille1にもあるんですか？
> あるとしたらどこにあるんでしょう？
> もしかして、あるのはMystique220だけかな。

Mystique、Mystique/220、Millennium IIでは確認しています。 ですが
これはドライバによって変わります。 例えば最新版のドライバ、3.70を
インストールすると消えてしまいます。 そこでHAN-Kさんがおっしゃる
通り、レジストリに設定を加えます。

レジストリエディタを開きます(regeit.exe)。 そして次の項目を探します。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Matrox\PowerDesk\Current Settings

ここにPower Deskのセッティング項目が有りますので、ここに

Flip On Vblankという項目を加え、数値を"0"に。 後は再起動すれば
終了です。 恐らくPower Deskの設定の中に"Page Flip during vertical blank"
という項目が有る筈。 ここはクリアされていればO.Kです。

> で、この設定を使えばPVR2のVOが速くなるんでしょうか？

これについては自信が有りません。 元々MillenniumはDirectDrawが出る前に
作られた(筈の)カードですし、事実DirectDraw処理はそれほど速くないです。
またPCI Bus Masteringにも対応していない筈(してる？)。

それより大事だと思うのは、V.ONでの解像度(640×480？)における
リフレッシュレートだと思います。 fpsのフォーラムでVideo Logic社の
方が、"ダブルバッファリングを使用する場合、画面書き換えの最大速度は
リフレッシュレートの半分"と言っていました。 つまり60Hzなら30fps、
75Hzなら34fpsですね。

Flip On VBlankでMMX版のV.ONが速くなるのは、DirectDrawでは普通は
リフレッシュレート以上の速度では画面書き換えを行いませんが(つまり
60Hzなら60fpsが最高)、Flip On VBlankではこれを無視して150fpsとか
200fpsって数値が出ます。 上限が上がった分全体が高速化したのではと
思うのです。

以上の点から考えると、もしかしてFlip On VBlankを使うと若干の
高速化が見込めるかも知れません。 私自身が試した訳では無いので
まだ何とも言えませんが(m3D来ない…)。 同じ容量でリフレッシュ
レートを上げるのは効果が有る筈。 V.ONみたいなゲームは絶対に
ダブルバッファリングを使っている筈ですから。 Millenniumなら
モニターが追従する限り100Hzとかに上げてしまいましょう。 無論
V.ONの解像度のをです。

参考までに。