体験版スターダイバーズ、レビュー

今月号のテックウィンにスターダイバーズの体験版が
乗っています。

日本メーカーでは少ない、D3D使用でＭＭＸやＦＦBにも対応
しているとあって期待していました。
（体験版はD3D対応だけ、製品版はサウンドブラスターのサウンド
フォント配給ミュージックなどすごいソフトになるようだ。）

で、インストール。
DirectX5専用ソフトなので体験版には
DirectX5インストーラーも付いています。
（日本のメーカー初、専用ゲームか！）

オープニングから、いい雰囲気！
SFロボットものの冷たい金属感のあるオープニングは
音楽とマッチした字幕が気分を盛り上げます。
モノクロ風のゲームカラーもかっこいい。
（ぜひ、サウンドブラスターAWEのＭＩＤＩで聞いて下さい。
ドラムの質がすごくいい！）

で、ゲーム本編。
オプション関係は日本のゲームに比べ充実している。
D3D関係は
モンスター3Dでもアクセラレート出来ているみたいだ。
画面関係のオプションが簡素なのがやや残念。
ポリゴン関係を調節するのが好きなので．．
まぁ、ゲーム性にそれほど影響しなければ問題なし。

では、ゲーム開始。
選べる機体は、人型、戦車型それぞれ１種。
もちろん、人型を選択！
おお、ぐりぐり動いてる。操作感覚もパッドの配置がサターン版
バーチャロンとよく似てる。（笑）
練習面は起伏に富んだステージ内のターゲットの破壊２種と
反撃してくるロボット群との戦闘の系３種類。

おお！ジャンプしてロックオンするのがすごいおもしろい！
ロボットの動きもすごいイカシてる！！
爆発がゲーセン版バーチャロンに似てる！（笑、でもD3Dに
感心。）
グラフィックもけっこうすごい。
見た目はあくの強いロボットだけど、動くとまったくその
泥臭さを感じさせない動作性とアクション！

戦闘面はダッシュで弾避け、
ビームシールドで防御、谷を上に下にのジャンプ移動しながら
近接戦闘に移行！ビームサーベルで一刀両断。
おお、おもしろいじゃねーか！

ロボットものとしてはアーマードコアやガングリフォンという
現代風ロボシミュレーションアクションと言うよりは
海外SF色のあるバーチャロン風ロボットアクションのという感じです。

体験版の不満としては、
視点が固定してること、
また視点がやや俯瞰として低いこと。（ロックしないで撃つ弾が
自機の影でまったく見えない。）や

人型ロボットはダッシュやジャンプ、と多彩なアクションを
立体的に楽しめるが、戦車型ロボはその重火力で補ったと
しても、あまり性能的、アクション的に魅力あるロボットじゃない点。
（上級者向けかも．．でも「ためビーム」を持っていてもジャンプ、
飛行できるロボットに圧倒されそう．．）
でも、製品版の７種中、２機だけなのであまり問題にはしません。

モンスター3Dでも谷間の戦闘面ではグラフックＨｉｇｈでは、
コマ落ちが目立つ点。
（これも、あくまで体験版のレビュー、製品版は同時にMMXに
も対応するので、期待）
見た目ほとんど変わらないレベルＭｉｄならさくさく動くので
まぁ、いいか。

ステージがすごい起伏に富んでいるのは良いが、広さとして
狭い点。
（これもシングルプレーのみ、対戦面はどうなんだろう？）

レーダーが高度、ステージ範囲に対応していない点。
など、けっこう書いたけど、ゲーム性はかなり良いので
対戦プレーに期待してます。

結論。
かなりいい感じ！
バーチャロンとは違った感覚のロボットアクションゲームで、
ロボットも良い意味での洋ゲー風デザインがその筋の
方にはたまらないと言ったところです。（メックマニア必見）

ネット対戦にも対応しているので対戦が燃えそう。
メーカーの話ではインターネット対戦にも対応検討中とか。
サイベルはＷｉｎｄｏｗ９５初期から技術的にチャレンジする
メーカーだがゲーム性にやや難ありと印象がありましたが、（失礼）
ここまで良い、楽しい体験版を楽しむとメーカー印象も
がらりと変わりました。
積極的にすごいことやる、期待できるメーカーだと。
ネット対戦対応に期待しつつ、発売日がくるのを楽しみに待っています。

最後に、D3D対応ボードでモンスター3D（voodoo)以外
や、D3D無し（僕のパソコンでは
体験版のオプションでD3Dのアクセラレートを切れなかった。）
では、かなりゲームが重くなるかも．．
では。


「闘い」の本当の意味も知らないままに・・・

　　　　　　時は、宇宙歴、３９９年

　　　　　　　−Ｓｔｅｒ　ＤｉｖｅｒＳ−

　ダンダン、ダンダン、ダン、ダン、ダダン！

• 早速、TECH Win 買ってきます！（TO） - BIO 97/10/11 12:12:37