バスマスタIDEのメリットといわれているCPU占有率をWinBench97で調べてみました。ドライバはTyan製、ハードディスクはFireball STという構成です。すると何回かの測定で一番良かったときでも50%くらいで、Tekram 390とFireballの組み合わせでは20%以下でしたから、SCSIに比べるとまだまだCPU占有率は高いようです。もちろんPIO転送のときはほぼ100%でした。結局、このCPU占有率の改善というメリットと、転送速度の低下というデメリット、どちらを重視するかということが現時点でのバスマスタドライバ導入の判断基準ではないでしょうか。ご参考になれば幸いです。