第31〜40回



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投稿者: ditto @ ykha124.tky.3web.ne.jp on 98/3/05 23:18:15

In Reply to: サターンの金さん 五十回記念番組

posted by 金さん製作委員会 @ ykha124.tky.3web.ne.jp on 98/3/05 23:15:21

第31回 「北へ向かえ」 
1997年11月8日(土)テストBBS掲載

遠山が大坂へ転任したので主人公が無くなってしまった本シリーズですが、そこは代役がきっちりといるのでした。まあ、この頃 朗(さえ)はほとんど主役みたいなもんでしたけど。
シナリオは、朗が残るレムリアの鐘を探しに蝦夷地・根室まで密貿易船に乗って行く途中、倭寇に襲われると言うものでした。しかし何故根室だったんでしょ?自分でもわからん(爆)。私は一度も行ったことがないのです(私の日本での北限記録は札幌)。当時を思い起こすと、ウテナをよく見ていたんだけど、根室記念館? まさかね...(^^;


「ソフトの発売日が木曜日に変わったってことについてなんだがよ。」
「ああ、その件ね。なんでも木曜日にすれば、その売れ行き状況を見て、土曜日にリピートがかけれるってやつね。」
「おう、それだよそれ。なんだいちゃんと理由があるんじゃねえか。」
「ううん(゜゜) ( ゜゜)。元からそんなに作ってないんだから、リピートに耐えられる数量ないのに。バーカよね。」


ところどころにその頃のゲームの話題を欠かさないというのは私のポリシーなのです(でも時々忘れてたりする(^_^;))。


第32回 「オホーツクに消ゆ」
1997年11月29日(土) テストBBS掲載

某者氏の口車に唆されて、メールを出せるようになろう HPをつくろうと意気込んだ私ですが、結果は2週間の休載とHPの断念でした。でもメールは出せるようになったよ エッヘン(ってえばるようなことか!)。この間、BBSに復帰された架空の犬氏には御迷惑をかけましたね(でも黒幕は左上の人よ【爆】)。
さて奉行所では、どうやら悪の元凶を教団と睨んだようで、平次とハチを潜入させています。この二人は相変わらず良いコンビですね。本作ではギャグメーカーに徹してもらってます(ごく稀に活躍しますけど)。一方、倭寇に襲われた朗は、教団の刺客である結城に助けられます。実は敵同士の二人ですが、この時はまだそれを知りません。また、このときの倭寇の頭・二郎丸も朗とつながりがあるのですが、それは後日語られています。そしてレムリアの鐘を探し出した後、敵同士であることに気付いた二人は(結城はまだ朗の本当の正体に気付いてはいないが)、不本意ながら決闘で勝負をつけることにします(しかしこの決闘ってウテナのそれとルールがほぼ同じ...)。勝負には勝った朗ですが、不運にも小石に脚をとられそのまま海に転落し、行方不明になってしまいます。といったところでこの回は終わります。でも、


「そうだな今一番と言ゃあ、STCCだろ。なんと12月25日には、クリスマス専用のコースが出現するという、その日にしか遊べねえっていう代物付きだ。凝ってるだろ。」
ハチ「さすがは親分、通でやすね。」
「しかも売上目標は、50万本!」
ハチ「凄い!で、一体何本売れたんでやすか?」
「...、それをこれから聞きに行くんじゃねえか。ついてこいハチ。」


ゲームの話題は、欠かしちゃあいませんよ(^^。


第33回 「闇に光る鐘」
1997年12月6日(土) テストBBS掲載

−神田明神下長屋−
ハチ「てーへんだてーへんだ!」
平次「どうしたんだハチ。」
ハチ「主人公が二人とも消えちまったい。」
平次「おうそうかい。ついに俺達の時代が来たんだな。」
ハチ「気楽でやすね親分は。」

金治も朗もいなくなってしまって主人公がいなくなってしまったこの回、前半はブラックムーンと結城、後半は平次とハチでなんとか穴埋めをしたのでした。この回のポイントは後に登場する魔神が伏線的に登場しているところです。


「うむ、奴らのご神体かもしれんな。ん?なんだあ、左の目のあたりに何か光るもんが埋め込まれてやがるぜ。」
ハチ「ほんとでやす。キラキラ輝いて綺麗でやすね。なんかギヤマン細工のようでもありやす。」
「なんか鐘のような形に見えるな。うん?右の目のあたりにも同じような穴が、それに額のところにも。いってえこれは?」
ハチ「マテリア穴のようなもんでやすかね。」
「ハチィ、その言葉は使っちゃなんねえっていつも言ってるだろが。」


んで、お決まりの通り、潜入していた平次とハチが見つかってしまうと言うところでこの回は終わります。


第34回 「僧侶の名は」
1997年12月7日(日) テストBBS掲載

中途半端すぎた前回を反省して、徹夜で仕上げたのがこの回です。見つかった平次とハチ、そしてお仙を助けたのは、金さんとか呼ばれる僧侶でした(笑)。


「証人なら他にもいます。」
リ「(ぬ!?)」
「誰じゃ?その者の名を申せ。」
「金治さんです。僧侶の金さんとか呼ばれてました。」
「そ、僧侶の金さん!?(な、なんかいやな予感が...(^'^;)」


"敵を欺くにはまず味方から"実は大坂への転任は見せかけだけで、金治は裏で教団のことを探っていたのでした。この回で気に入っているのは、脇坂の落胆ぶりですね。彼は、奉行代行職に就いていたのですし、次期奉行を密かに狙ってもいたのですから。


「あのー...遠山様。私の立場は...(T^T)」

「あの...お話中申しわけござらぬが...私の役職はどうなるんでしょうか?」


まあ、そのうち良いこともあるさ(^^。


第35回 百万の罠(前編)
1997年12月13日(土) その他BBS掲載

なにがなんでもグランディアの発売前に書きたかった作品。ギヤマンの鐘編を一時中断して、めずらしくも「その他BBS」掲載と相成りました。
芸夢熱藩藩主が、謎の人物に唆されて百万本売上を目指すという話ですが、登場人物のほとんどが実在人物をモデルにしているという危険極まりない作品(^_^;。
結局、黒幕の正体は明かされず仕舞いでしたが、あの内容なら誰が黒幕なのかすぐにわかるだろうなあ。

あと、この回の本筋ではないのですが、この頃から吉本ギャグが多くなってきています。


「やいやいやいやいやい!そろいもそろって、往生際の悪い連中め!」
悪人「?」
「悪事千里を走るという。てめえらの悪事、この!うりゃ、パチパチパチパチッ、うりゃ、パチパチパチパチッ。」
悪人「!」
「この上方名物パチパチパンチが全てお見通しよ!観念しやがれってんだい!」
悪人「どっっしゃえー
あ、あの時の!」


そりゃ忘られへんて(^^


第36回 「仮面撲とう会」
1997年12月20日(土) テストBBS掲載

第32回で海の藻屑と消えた朗が、パープルムーンとなって再登場。何人かの読者には、ご心配をおかけしました(誰も死んだと思ってなかったりして...)。
ブラックムーンの嗜好により開かれた仮面舞踏会に紛れて潜入するとは、なかなかいいところに目を付けたモノですよね。普段は怪しい格好も、これならば怪しまれずに済むってか?


「しかしまあ、いろんな格好する奴がいるもんだねぇ。 しかしみんな発想が貧困だわね。もっと奇抜なのはないのかね。
 
やや!?あれはパープルムーン!?いくら無礼講と言っても、ちっとは考えろよな。敵の仮装をするとは言語同断だぞ!こうなるとモラルの問題だな。
まあ、いいか。今夜は好きにさせとこ。」


朗は、海を流されているところを倭寇二郎丸に救助されたのですが、実は朗の父親・半兵衛と二郎丸とはつながりがあったのです。この後の回でも何度か、朗の生い立ちに触れることがありましたが、未だ彼女の経歴は明らかにされておりません(でもいつかきっとやるね)。


「いや、楽しみでぇぇー仕方がなかったでござるからな。では行って参る。」
「ま、まるで水を得た魚のようね(¨;)」

「せがさたーん、しろ!」
「うぎゃああ!」
「ぷれすて、すて!」
「うげえええ!もったいない!」
「ろくよん、くろよん?」
「いやだあ!」



「お兄さん...ちと、マズイ方向に走ってないか?(^_^;)」


まあ、このくだりは茶目っ気ということで...。


第37回 「船上のメリークリスマス」
1997年12月21日(日) テストBBS掲載

船上では、パープルムーンと教団戦闘員との死闘が繰り広げられていますが、...


教団幹部・ブラックムーン(以下)「いつもいつも不甲斐ない連中め!結城、出番よ!」
第五刺客・結城(以下)「この、せがた三四郎にぃぃーお任せあれ。」
「ちょ、ちょっと結城ぃ(^_^;。あんた、もう仮装大会は終わったのよ。」
「心配ござらん。拙者、柔術もぉぉー免許皆伝の腕前でござる。」
「め、免許皆伝!?」

「どうせまた子供だましの仕掛けでしょう?いい加減に観念したらどうなの?」
「子供だましかどうか、その身を持って味わうといいわ!
いくぞ○ケモンフラッシュ!」
「バ、バケモンフラッシュ!?」


ツリーに逆さにされたまま、吊されるパープルムーン...。
「ははは、ついにやったわ!憎きパープルムーンの命も風前の灯火。これがほんとのクルシミマス吊りーなのだ!」
「そういう恥ずかしいギャグをよく臆面もなく口に出せるわね。」


まあ相も変わらずギャグが繰り広げられていますな(^_^;
この回で結城の出番は、お終いになります。そしてブラックムーンの正体も明かされます。


第38回 「決意新たに」
1997年12月27日(土) テストBBS掲載

年末怒濤の四連荘の始まりと相成りました。ホントは1回で終わらせるつもりが、四回に亘ってしまったのは何故?
朗が江戸に戻り、律も正気に戻り、教団の本部の場所も明らかになり、最終決戦の準備は万端整ったのです。が、教団の最高指導者・幻洞斉は律に自動書記させ、朗に一人で来るように命じます。そして罠とは知りつつも、幻洞斉とサシでの勝負をすることを決意する朗なのでした(健気で凛々しい女の子好きよ私)。


「やっぱり閉まってるな...、お朗がいそうな気配もないし...ん!?なんだ戸が開いてるじゃネエか。
...でもいくらよく知ってるとは言え勝手に入るのはマズイな。職業上からも...。
...、...ヨシッ!あの手で行くか。」
(スッ..と深呼吸して)

「ごめんください!」
「どなたですか?」
「噂を聞いて駆けつけてきた金ちゃんです」
「それはそれは、お寒い中ようこそお越し下さいました。」
「いえいえ、町を歩くのは好きですから。」
「まあ何もないところですが、お入り下さい。」
「ありがとう(^O^)」


ズッガラガッシャーン!!!


あの前段の文章と引用分がマッチしてませんけど...(爆死)


第39回 「闇の攻防」
1997年12月28日(日) テストBBS掲載

朗を追って金治も教団の本部へ向かいます。しかし、先に着いているはずの朗の姿が見えません。代わりにいたのは祭祀長の十河連山、幻洞斉のもとへは行かせんと立ちはだかります。そして、起きた悲劇...。これが朝の部の内容ですね。本当はここでこの日の話は終わるつもりでした。
...けど、きっと非難轟々だろうなと心配になり、夜の部(本当は翌日用でシナリオに変化は無し)を書き起こして、朝の部の悲劇を帳消しにしたのでした。でも、どうして彼女は無事だったのでしょうか?それはもう、彼女が超人だからとしか言いようがない(笑)。「拳は剣よりも強し」というのが信条ですし。
ところで私は、死んだと見せかけて実は生きている、終わったと見せかけて実は続いている、といった手法をよく使っています。

そしてついに幻洞斉との対面となります。そしてさらに...


「な、なんだ地震か!かなり大きいぞ!」
「わ、わわわわわわわわわ」
「な、なんだ。人の言葉をしゃべらぬか!」
「わ、わ、わわ、脇坂様。あ、あああれを!」
「ん!?どわーーー、し、城が崩れておるではないか。」
「そ、そ、それだけではありませぬ!あ、あれを!」
「...ぎょえー!(◎_◎)
「ど、どっどど、どうしましょ?」
「ええええい、こんな展開は予想外じゃ。儂ぁしらんぞ!」
「そ、そんなあT^T」


唐突に魔神の登場。この落とし前どうつけんねん!?(^^


第40回 「世界を革命するものの」
1997年12月29日(月) テストBBS掲載

幻洞斉は人ではないのか?
ほおかむりの下は、骸骨だった幻洞斉を見てパープルムーンは思った。
しかし相手が誰であろうと、闘わねばならぬ。
激闘の最中、二段階に変化する幻洞斉、死闘そして...
しかし、彼女は何故そこまでして鐘を手に入れたがったのでしょうか?
彼女は、世界を革命したかったのです。不遇な人生を歩んできた彼女にとって、この世は憎むべき物でしかなかったのです。手段の違いはあれど、幻洞斉とパープルムーンは同じ穴のムジナであったのでしょうか?
世界を革命するのに必要なギヤマンの鐘、最後の一つは実は魔神の額に埋め込まれていたのです。鐘さえ外してしまえば、魔神の動きは止まるとふんだ脇坂一行も、いろいろ手だてを尽くしますが、全て失敗に終わります。しかし、それを救ったのが久々登場のねずみ小僧なのでした。
そしてパープルムーンは、それをかすめ取って一路長崎へ向かう。
というところで、次回完結編です。