辞職は責任放棄です。責任を取るというなら、事態の収拾を図るべきであり、
その後で「申しわけなかった」と辞職すべき。または、「私の能力では無理だ」と
負けを認めて辞職すべき。
　「責任を取って辞職する」なんて言葉遊びに過ぎない。

　自殺もそうです。伊丹十三監督に関しても私はそう思っています。自殺によって
得られるものなど何もありません。「潔白を証明」と書いてあったらしいけれど、
「潔白の実現」の間違いではないかと思ったぐらい。死ねば追及の手は弛むので
不確かなことは全て凍結できますから。