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投稿者：
まーとん'98 @ temys2.eng.shizuoka.ac.jp on 98/1/16 19:45:05
その日、私は、学校で腹が下り気味になった。
ううむ。ちょっと来てる。
こうなったら、個室に行こう。
しかし、最寄りの個室というのでは、芸がない。
私は、ちょっと回り道をして、図書館の個室を使うことにした。
ここなら、利用者が少ないし、綺麗である。
私はいそいそと図書館に向かう。
玄関に着いた。あとは個室まで一直線。
私は勇ましく、まずトイレに踏み入れた。
個室は２つ有ったが、片方は閉まっている。
どうやら先客のようだ。私は仕方なく、戸が開いてる方に向かった。
そこで、まず、紙の残量チェック！。
これを怠ったら、大変な目に遭うのは目に見えている。
なぜなら、私は普段からちり紙を持ち歩かないからだ。
チェックの結果、残量は２ｍｍ程度であることが判明。
これはやばい。究極に節約をせねば大変な目に遭う。
当然、他に個室はないわけであるから、ここに腰を下ろさざるを得ない。
私は、隣の御大を少し恨んだ。
「狙ったな・・・・」
ベルトを外し、腰を下ろす。
めくるめく排出感。
何か、悪い物が出たー！、と言う感じである。
スッキリする。
さて、ひと仕事が終わり、私は紙に手を伸ばした。
すると、隣の御大も、競うように紙に手を伸ばしたようだ。
敵ながら天晴れである。私はここで手を止め、隣の様子（音）を
伺うこととした。
まず
からからからからからーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、５秒位けたたましくローラーの回る音。
おのれ、こちとら「おしん」の心境だというのに、
ずいぶん景気いいじゃねえか。
続いて
すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり
と、これまた５秒くらい続く。どうやら、出口を処理しているようだ。
ずいぶん激しいなと思った。
まるで、紙ヤスリで、プラモのパーティングラインを消すかのようである。
そして、何とまた
からからからからからーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と音がした。うおっ！第２次戦か。
そして
すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり
と来る。音からして、もう乾いているであろうに、念入りだ。
そう思う間もなく、また
からからからからからーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんと！波状攻撃か。
すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり
痔になるぞ・・・・・・。
からからからからからーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どれだけあるのだ。
すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり
恐るべし。そんなに手強いのか？。
もういいだろう。
彼も流石にそう思ったのか、ベルトの音がする。
そして景気良く水の流れる音。
ぱたんと戸が閉まる。どうやら帰ったようだ。
それにしても、激しい男であった。
もしかして、彼の出口は鋼鉄製であったのだろうか。
いや、それとも、乾布摩擦でもしていたのだろうか。
そして、私は自らの出口を拭いた。
１回の使用量、３．５インチＦＤ並の量を持ってして・・・・・。
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