ぽえむ〜「様式美を超えた何か」



[ このメッセージへの返事 ] [ 返事を書く ] [ home.html ]



投稿者: 年輪さんの作品 @ ppp-y074.peanet.ne.jp on 97/12/31 07:21:24

In Reply to: メッセージ文コンクール’97

posted by 高山 比呂 @ ppp-y074.peanet.ne.jp on 97/12/31 07:02:09


「様式美を超えた何か」

様式美 最終形態
様式美 人が行き着くところ
交通事故に気を付けて欲しい
火の粉は振り払って欲しい
ゆずれぬ何かを守って欲しい
象牙の塔を壊して欲しい
夢のために それが

様式美 少女宇宙
様式美 最果ての場所
全てを統べて欲しい
稚拙な構図を抜け出て欲しい
基本は美学と知って欲しい
少女だけは幸せであって欲しい
解のために それが

「この世の全ては0と1でできている
 始まりの特異点と混沌 即ち無と有
 そこから見ずに何を見るのか 木も見ずに森を見るのか
 大人は未来に無関心 未来に自分は死んでるから
 子供も親を見て育つ それが恐怖大連鎖
 刹那 刹那 刹那 刹那 刹那 なぜに寿命!
 年貢の呪縛は国家の呪縛 そして迷走 少女の危機
 人は何故に老いるのか 人は何故に増えるのか
 誰に利がある?遺伝子にある! 人という意識生命体に利は無い
 それを嘆いて先人達は様式美というものをつくりだした
 それは人の全ては様式美に還り着くという素晴らしい計画
 人生の補完と少女の保管を遺伝子は許さなかった」

様式美 最終美学
様式美 カオスの否定
美しいものだけがあって欲しい

「しかし私はそれを望んだ
 混沌の落日より救済の夜明けを選んだのだった
 解が知りたかった
 君たちにもそれを期待する」