詩 『ごめんね』



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投稿者: 柏木耕一(旧・日光) @ p12-dn02kuki.saitama.ocn.ne.jp on 97/11/05 23:52:44

 ごめんね あなたを怖がらせた
 ごめんね あなたに対して 僕は何にもできやしない

 ずるいことだって わかってた
 でもどうしても それは言わなきゃいけなくて
 遅くなれば遅くなるだけ
 僕はきっと どんどん潰れてしまったから

 ごめんね 僕の都合で振り回して
 ごめんね あなたを縛ってしまって
 あなたはあなたらしく 自然なままで
 答えは そう 7年後で十分だから

 ずるいことだって わかってた
 それはあなたを怖がらせること
 あなたが怖がることはわかってて
 でもどうしても 自分が止められなかったから

 だから僕は これしか言えないけど

 ごめんね
 でも 一番好きだから……