こんにちは、MIYUHです。

おっしゃるとおりだと思います。何がいけないかと申しますと、後書きを読めば
わかるのですが、作者が妥協してしまっているところ。もう少し言いますと

「ときめき」には人それぞれの思い入れやストーリーがあるわけで、いわゆるパ
ラレルワールドだから、自分の書いたお話もその一つに過ぎない

としてしまっているところ。これは物語を書くうえの心構えとして？？？です、
私としましては。そうではなくて、「ときめき」はこれしかないんだ、って人に
思わせるつもりで書くべきなのではないでしょうか。ＣＤドラマ、すごく良かっ
たですよね（特に一部の方）。アレ聞いていると「ときめき」ってこれしかない、
って感じしませんでしたか？登場人物の設定は基本的にゲームと同じなんですけ
どドラマの中でキャラクタが違和感なく成長していくんですよね。いつの間にか
キャラに対する自分の中の評価が変わってしまったりして、詩織っていいやつだ
な〜みたいに（笑）。話が脱線気味ですが、要するにオリジナルにとらわれずに
一つの物語として完成していた、ということなんです。小説版はとにかくもっと
意気込みの感じられる作品であったらよかったのに、というのが私の素直な感想
です。

そういう意味では「ルームメイト２　井上涼子と三角関係」はお奨めです。ゲー
ムありましたよね。サターンの内蔵電池を使ってやるヤツ。あれの小説版です。
ちなみに私はそのゲームは全くやったことありません。しかし、ゲームを知って
ても知らなくても全く問題ありません。本命カゲさんは多分、いやきっと恋愛モ
ノ好きですよね？しかも、ドキドキ赤面モノの。「誠と愛香」でしたっけ、以前
やっておられましたし。そういう方にはお奨めです（私がそういう方なんですね、
実は）。というわけで、機会があれば是非読んでみて下さいね。宜しければ感想
など聞かせて下さい。あ、でも無理に読んで下さいと申しているわけではありま
せんので。（＾＾

それでは、失礼します。