リレー小説「土星」に触れてみよう   その三



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投稿者: 本命カゲ @ oppp102.harenet.or.jp on 97/9/09 22:10:21

誰か読んでます?
まぁいいや、今日は第五回と第六回の紹介です。

第五回     by Qちゃん様

「このカードどうしたのさ、もしかして盗んだんじゃ・・」

「やっぱり忘れてる。今日は「リンギー」の就航式でしょ?」

「そうか、今日だっけ・・」
リンギーって言うのは新しい大型船の名前。
これができれば 「けんか」も勝てるって誰かがいってた。
確かにカードも良く見たら今日だけ使えるようになっている。

「早くゼロに行こう!」 ヨーコが僕を急かす。

「わかったよ、そんなに引っ張るなよ。」
ゼロは港があるドーム。許可があるときしか行けないので、 詳しくは知らないけど、
たくさん船があるところ。 僕はあまり好きじゃないけど・・・。

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「ねぇ、お母さん、また土星に行きたいな、私。だって、 土星ってすごくキレイなんだもん。」

「何言ってるの、メイファ。土星は悪い星だから もう行けないのよ。」

「なんで悪い星なの?前は行けたじゃない?」

「子供には関係ないのよ。それより勉強は済んだの? しっかり勉強しないと・・・・」

いつもこうやってごまかす。ちゃんと話してくれない・・。

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私の家から、大きな青い星が見える。そう、水しかない星、 大地のなくなった星が・・。
また、戦争をして同じ事を繰り返そうとしている。 どうして戦争ばかりするの?
私が子供だから何も知らないと思ってるの?

  大人なんて嫌い、大嫌い。私は大人なんかになりたくない。
 ずっと子供のままでいたいのに・・・。

第六回     by 入間ジャッキー様

IDカードを機械にスキャンさせチューブライナーに乗り込んだ

「二人で乗るのは久しぶりだね」

僕はヨーコと乗った記憶が無い・・・。

『ツードーム ツードーム』
いやな所に付いた、嫌いなやつが乗って来ないように祈る

『出発します』
誰も乗って来なかった。
光のトンネルに突入する5分前にすべての窓が真っ黒になった、

『ゼロドームです。』
二人はチューブライナーを降りて船着き場に急いだ!
船を見ていたら影が立ち入り禁止区域に入って行く

「なんだろ?」
追っかけて見ると電気バリヤーも難なくするり抜けて消えた。

                   第七回に続く

繰り返し言いますと、Qちゃんさんのページなら、
いっそう楽しめます。まとめて読めますし、雰囲気のあるバックまで用意されています。
(また勝手に宣伝してしまった。ゴメンなさい。)