（オープニング　Ｂ）

沙詫摩我屋総本舗にて、深夜．．．
Ｍ２号「ふうう、こんなに隠してやがった。」
沙詫摩我屋主人・宣（以下宣）「げ、原画ならいくらでも差し上げます。で、ですから命ばかりは、お助けを．．．」
Ｍ１号「何か考え違いをしていないか。」
宣「は！？」
Ｍ３号「儂らは、ギャルゲー天誅組！こんなアニメ絵なぞ欲しいはずはなかろう。」
宣「で、では一体！？」
Ｍ４号「この世から安易なギャルゲーを撲滅するために日夜活動しているのだ。ギャルゲーを助長する奴らに天誅を！すなわちお前だ！」
宣「な、何を言う。みんなが欲するもの供給する。それが企業活動というやつではないか？」
Ｍ５号「黙れ！商業主義に堕落したクズどもめ！」
Ｍ２号「こんなくだらぬアニメ絵をいつも表紙に持ってきて恥ずかしくはないのか？」
宣「しかし他誌でもやっていることではないか。」
Ｍ１号「確かにお主の所だけを責めるのは心苦しい。が、見せしめのために犠牲になって貰おう。」
宣「ひえええーー。だ、誰かお助けを。」
Ｍ１号「天誅！！！」
待てぃ！
Ｍ３号「な、なんじゃ。どこからともなく、弦楽器の音がするぞ！」
Ｍ１号「誰じゃ、儂らの信念を曲げようとするのは！？」
？？？「はっはっはっはっ、ディボット参上！ディボット解決！人呼んでさすらいのヒーロー・快傑ディボット！」
Ｍ１号「か、快傑ディボット(¨;)」
快傑ディボット（以下デ）「ＢＢＳを荒らし、ギャルゲーを誹謗し、あまつさえ罪もない出版社社長を殺めようとする くされ外道め！許さん！」
Ｍ５号「なんじゃと、このわけのわからん野郎め！このような手合いは、拙者一人で十分でござる。」
デ「飛鳥ラングレーを殺したのは貴様だな！」
Ｍ５号「はあ？」
Ｍ１号「うーむ。あの登場の仕方といい、メガドライバーでもないのにあのネーミングといい、あの大ボケのかましかた、こやつただ者ではない！」
Ｍ５号「な、なんと。それは本当か兄者！」
デ「さすがによくわかっているな、元いとう少年よ！」
Ｍ１号「な、なんと儂の名を知っているとは．．．。ならば儂が硬派ゲーマー日本一ということも知っていようのう！」
デ「チッ、チッ、チッ。確かにあんたは凄腕ゲーマーだ。ただし！その腕前は日本じゃ二番目だ！」
Ｍ１号「に、二番目だと！な、なら日本一は誰でぃ！？」
デ「ふっ。 (^^丶」
Ｍ１号「ふん！うぬぼれ野郎め！では勝負しろ！」
デ「望むところよ。」
Ｍ１号「大きな口がたたけるのも今のうちだ。このぷよぷよ対決で地獄へ送ってやる。」
デ「．．．、．．．。あんたらギャルゲー嫌いじゃなかったのか？」
Ｍ１号「なんだと！メガドラ史上最高の売上本数を記録したぷよぷよは儂らの誇り、それをギャルゲー扱いするとは許せぬ！おまえのような物事の分別のつかぬ輩がおるのでわしらがとばっちりを受けるのだ！
喰らえ必殺十連鎖ぁぁぁ！
★☆★☆★
うぉぉぉぉぉ！
信じられぬ二十連鎖だと、ばかな！」
Ｍ２〜５号「た、隊長。し、しっかり！」
Ｍ１号「ああ、儂らの夢が、儂らの野望が消えていく．．．。」
Ｍ２号「隊長！儂らにはまだ守護神・目牙怒羅マンがいるではありませんか。」
Ｍ１号「おお、そうであったな！快傑ディボット、今日のところは引き分けにしといてやる。しかし、次にあったときは命はないものと思え！また逢おう明智君！」

宣「あのぉ、もし．．．。あ、危ないところを助けていただきありがとうございます。これはほんのお礼でございます（と言って、いくばくかの金を渡そうとする）。」
デ「礼など要らぬ。それよりも奴らの言ったこと、少なからず真実。もう二度とこのような目に逢いたくなければ、己の行動を改めることだな。」
宣「へ、へへぇ肝に銘じておきます。」
デ「これ以上の長居は無用。さらば。」
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同心・橋本（以下橋）「いかがなされた！このような荒らされ方は尋常では無いぞ。」
宣「．．．、．．．。いや、なにお騒がせをしました。」
橋「おや、この札は何じゃ？」