（オープニング Ａ）

○原の遊郭にて
平次の子分・ハチ「ありゃ？あそこに見えるは浜邑の親分じゃねえですかい。」
目明かし・平次親分（以下平）「おう、ほんとだ。しかし随分高級な店から出てきやがったい。最近羽振りが良いみてえだな。」
ハチ「ん、なんでもプレステ町の競馬で一山当てたって噂ですぜ。」
平「あいつもすっかりプレステ人間になっちまいやがったな。ついこないだまでは、平等主義者なんて言ってたのによ。」
ハチ「世の中なんでも銭でやすねぇ。」
平「ばかやろ。きいた風な口ぬかすんじゃねえ。」
うぎゃあぁ、たすけてくれぇ！
平「な、な、なんだあ！？」
ハチ「浜邑の親分の声ですぜ！」
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岡っ引き・浜邑（以下浜）「た、助けてくれ。か、か、か、金か？金ならいくらでもやる。だ、だから命だけは見逃してくれ。」
匿名の男１（以下男１）「亜数寄屋橋の浜邑だな！金など要らぬ！貴様の命をもらおう。」
浜「ひえぇぇーー。ななな、なぜ儂の命を、ねねね、狙う？」
男１「儂らは、不公平粛正組！この世の中の悪の温床たる不公平野郎を始末して回っているのよ。」
浜「わわわ、儂のどこが不公平なのだぁ！。」
匿名の男２（以下男２）「知れたことよ！ソフトレビューでのＳＳソフトの不当評価！」
匿名の男３（以下男３）「プレステ贔屓の紙面割！」
匿名の男４（以下男４）「そして、ソフト売上本数の改竄！これらは万死に値する重罪ぞ！」
匿名の男５（以下男５）「天に代わって成敗！」
待ちな！
男１「誰じゃ！儂らの正義を邪魔する奴は！？」
？？？「最近、何かと勘違い野郎が多いみたいね！」
男５「なんだと！貴様、名をなのれ！」
？？？「言われて名乗るもおこがましいが、知らざあ言って聞かせやしょう。私の名は、快傑パープルムーン！！！」
男１「か、快傑パープルムーン！？(¨;)」

男２「貴様、何故このような下賤の輩を助ける？」
快傑パープルムーン（以下パ）「悪のはびこる闇世に救いを求める声あらば、必ずや紫の月現る！」
男４「なんだと、このわけのわからん奴め！このような手合いは、拙者一人で十分でござる。」
男１「ま、待て！こ奴、．．．出来る。」
男４「あ、兄者、それは本当か？」
男１「儂の眼力に狂いはない！ここは、儂らの真の姿を見せる時ぞ！」
男２〜５「おお、ついに！」
男１「パープルムーンとやら、貴様も運のない奴よ！日頃は匿名の儂らの本当の姿を、冥土の土産に見せてやろう！　TOH！　儂は、粛正レッドだ！」
男２〜５「粛正ブルー！粛正イエロー！粛正グリーン！粛正ブラック！」
男全員「５人揃って、粛正Ｖだ！」
パ「．．．;、．．．;;。今ので相当数の読者が逃げたような気がするけど、どう責任とるつもり！？」
レッド「黙れ！自分のことを棚にあげくさりおって、そんなことは貴様が登場した時点ですでに始まっておるわ！」
パ「仕方がない、これも宿命というやつね。できれば普通の女の子のままでいたかったけど。」
ブラック「ふふふ、真の姿となった儂ら５人に、丸腰でどう立ち向かうつもりなのだ？」
パ「あんたら不公平野郎が嫌いじゃないの？言うこととやることが矛盾してるわ。」
イエロー「なんじゃと！儂らは５人で１人、一心同体じゃ！」
ブルー「これ以上の問答は無用。」
グリーン「必殺奥義で地獄へ送ってくれよう。」
粛正Ｖ「喰らえ！必殺奥義スーパーローリングサンダー
ロイヤルストレートフラッシュ
ギャラクティカマグナムウウウウ！
★☆★☆★
うおおぉぉぉ！」
レッド「し、信じられぬ、儂らの奥義が…、儂らの正義が…いとも簡単に敗れるとは！」
平「おーい浜邑！どうしたあいぃぃ！」
レッド「ちぃ、またしても邪魔が入ったか！快傑パープルムーン、覚えておくぞ！」
パ「できればもう二度と会いたくないわね(^^;」
浜「あのぉ、もし．．．。あ、危ないところを助けていただきありがとうございます。これはほんのお礼でございます（と言って、いくばくかの金を渡そうとする）。」
パ「．．．礼にはおよびません。それよりも奴らの言ったこと、少なからず真実。もう二度とこのような目に逢いたくなければ、己の行動を改めることね。」
浜「へ、へへぇ肝に銘じておきます。」
パ「これ以上の長居は無用。では、ごきげんよう！」
浜「ああ、行ってしまった。」
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平「浜邑のぉ、大丈夫かい？いってえ何があったんだ？」
浜「か、快傑パープルムーン(。-_-。)．．．」
平「パ．．パープーンだあ?(゜_。)?(。_゜)?」