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投稿者：
試製重戦車オイ @ fnbs1DU14.chb.mesh.ad.jp on 97/8/20 00:52:18
In Reply to: 文化の違いですかねえ
posted by hiv @ cc-ppp1.iis.u-tokyo.ac.jp on 97/8/19 23:17:53
今晩は。どうも、お邪魔いたします。
我の考えなのですが、ペルー大使館での場合、その行為の是非はともかく、ゲリラ達は己の思想・正義に従った行為であり、そこが単なる私欲で少女の命を奪った誘拐殺人犯との最大の違いなのでは無いでしょうか。
ペルーは多少はましとはいえ、未だに貧困層が多い国です。
貧困はテロの温床。現実を打破する為に、若者達は行動をします。
その行為はけっして認められない物ではあっても、一般市民にとって（自分達を巻き込む可能性が有るにせよ）充分共感を呼ぶ物となるのです。
故に、ゲリラの肉親にとっても「誇り」とはいかないまでも、うしろめたい気分は希薄になるでしょう。
ですが、少女誘拐殺人犯は違います。
彼等はただ、自分たちの欲望の為だけに少女を誘拐し、暴行し、ついには死に至らしめました。
そのような下衆極まりない行為をだれが許すでしょう？
肉親への風当たりは相当の物だった事は想像にかたくありません。
また、父親にとっても自分の息子だからこそ、そのような行為は許し難い物だった筈なのです。
この二つの事件は、根本からして性質の違う物です。
思想や、主義の違いよりも「人間として許せるのか？」というレベルの問題だと、我は思います。
では、サイナラ。
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