俺は一瞬、ゆうこを守るため稲妻の前に飛び出そうとした！

「ダメっ！ 反町君こないで！！」
ユーコは、素早くムーンサルトで稲妻をよけタブリスの背後にまわりこんだかと思うと、硬直しているタブリスの背をめがけてコンボサマーソルトを決めていた！
「こいつ、タブリスだけはっ、私の手で決着をつけるわ！反町君は、下がってて」
ユーコは、そう言いなが、じっとタブリスを睨み付けていた。

「フッ、やるな、流石はデジタル・ユーコ。今まで私の部下達を、倒してきただけのことはある。よかろう、君の必殺技受けてあげよう。
かかってきなさいっ！」
タブリスは不敵な笑みを浮かべ、ユーコを挑発した。

「いいでしょう、私の最後の力、受けてみなさい！！」
デジタル・ユーコは、アミュレットをかざし叫んだ！
「デジタル・ウィンドウズ・フラッシュメモリー！！」
七色の光がタブリスめがけて飛んでいった！光の帯がタブリスを包み込む！・・・・
「ふっ、こんなもんか。デジタル・ユーコ君の力は、・・・ハァーッ！！」
気合と共にタブリスは、光の帯を弾き返してしまった！！
「そっ、・・そんな、私の力が通じないなんて、・・・どうすれば・・・」

「やばいぞイワオっ！このままではユーコがっ・・！？イワオ、・・リングがっ・・・また輝いてる！・・これはいったい？」
「・・・・・そうか、この時のためにリングは必要だったんだ。・・・・親父の言った意味が今解ったよ。・・・・反町、リングをユーコに渡してくれっ！このアイテムは二つで一つだったんだ。アミュレットとリングがひとつに成るとき時、真の力が発動する！・・はやくっ！！」
俺はリングを受け取るとユーコに投げ渡した。
「ユーコ！このリングとアミュレットをひとつにするんだ！その時君の真の力が発動する！・・・・さあっ！」

「私の・・・真の力・・。わかった、反町君、やってみる」
ユーコはリングをアミュレットに重ねた。すると互いに共鳴しあいやがて一振の輝く剣へと姿をかえた。
「これが、・・・私の力。・・・いける！力が湧いてくる！・・・・タブリス！今度こそ本当に最後よ！！」

「フッ、そんなナマクラ剣が、出たところでどうなるものか、遊びは終わりだ。死んでもらおうか、デジタル・ユーコ！！」
タブリスは手のひらから光の剣を出し襲いかかって来た！
ユーコはヒラリと身をかわすと、タブリスめがけて突進した。
「デジタル・フリーズ・エクスプローラー」
剣は見事にタブリスの胸を貫いていた。

「グッ、この私が敗れるとは、・・・見事だ、デジタル・ユーコ・・・だがっ、・・我々は、・・あきらめんぞ、いつの日か・・悪魔神ダリウス様復活の日・・・・その日がっ・・・グフッ！・・・・・」
タブリスは倒れた・・・・

「終わった。・・とうとう仇を、とった・・・父さん・・・お母さん・・・。」
変身を解いたゆうこの目に涙が溢れていた・・・・。

「ゆうこ、その姿は、」 俺は思わず叫んだ。
そこにいるのは、おさげ髪が良く似合う昔のままの姿の、あのゆうこでは無く、僕たちと同じ、１８歳のゆうこだった。
「わ・・私・・戻ったの？・・・・なぜ？・・」
「ゆうこ、君の戦いは終わったんだ。今まで一人で辛かったろう。これからは、僕が、反町晶が戦う。そして君を守る。敵の正体が悪魔神ダリウスとわかった以上はね。・・・なあイワオ。」
「そうとも、この心霊町人・新倉イワオ＆反町晶に任しとけ！！」

「反町君、イワオさん。・・・ありがとう」

ゆうこは、にっこり微笑んだ。


（この物語はフィクションです。実在の人名・団体等一切関係がありません）


すいません勝手に終わらせてしまいました（＾＾； オーラロード さんはどんな結末考えてました？
でもほんと楽しかったです。ＢＢＳ来ると真っ先にチェックしてました。で続き書いて、他のＢＢＳまわるってのが、日課になってました。まだ全ての謎は解けてないので、（ってゆうか、考えてない＾＾；）この設定で、続き書くのもいいですね。是非またやりましょう。


> 僕は今日から１７日までお盆休みなので、これません。
> 来週の月曜日にまた登場します。
> それにしても今まで新倉イワオさんを知らなかったんですねぇ・・・
> 僕はてっきりしっているのかと・・・・（＾＾；）

私はてっきりオーラロードさんの本名かと思ってました（＾＾；；
私も明日から帰省するのでしばらくこれなくなります（TT
１７日には、多分帰ってくるので、よろしくお願いします（＾＾
でわ、でわ、（ってオーラロードさんがこれ読むのは、１７日なんですね ＾＾；）