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 投稿者:
日光と遼平  @ kuki5DU19.stm.mesh.ad.jp on 97/8/07 13:31:27
 
「でも先生、塵も残さず分子分解しといて、斬ったってのはおかしい……」「裏天空神速惨撃!」
 「ギニョーーール!」
 俺が放った裏天空神速惨撃は、武藤(弟子)を銀座界隈の赤煉瓦通りにまで吹き飛ばした。
 手応え抜群だった。
 「ふう……危ないところだったぜ」
 やれやれと汗を拭う俺に、しかし休息の時は訪れなかった!
 
 「せんちめんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁる」
 
 おおっ! なんと切ない叫び声だ! 何を言っているのかさっぱり不明な分、余計切なさが増しているッ!
 「せんちめんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁる」
 「お師匠様、あれは驚異の妖魔『せんちめんたる野郎』ですわ!」
 突然脇から現れた女が、妖魔の名前を叫んだ。
 「って誰だてめー……」
 「何言ってるんですの、あなたの一番弟子の霞です!」
 「いや、だから俺そんなに弟子いないし……」
 「無式ぃっ! これが草薙の炎じゃきぃ!」
 「熱いぜーーーーーっ!」
 俺はこんがりおいしそうに焼けた。
 「…………せんちめんたぁぁぁぁる」
 妖魔が無視されて切なそうに泣いている。ここは一発……。
 
 1、「時代はマルチだ!」と叫ぶ
 2、「いやいや、ここはあかりが正統だろう」と呟く
 3、「ふん、来栖川先輩に決まってるだろ」と吐き捨てる
 4、疲れたから寝る
 5、俺はサイ○人だったことを思い出す
 
 
  
 
 
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