大正退魔浪漫譚第三回 読者参加型ノベル



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投稿者: 日光 @ p16-dn01kuki.saitama.ocn.ne.jp on 97/8/06 17:50:09

「でも先生、塵も残さず分子分解しといて、斬ったってのはおかしい……」
「裏天空神速惨撃!」
「ギニョーーール!」
 俺が放った裏天空神速惨撃は、武藤(弟子)を銀座界隈の赤煉瓦通りにまで吹き飛ばした。
 手応え抜群だった。
「ふう……危ないところだったぜ」
 やれやれと汗を拭う俺に、しかし休息の時は訪れなかった!

「せんちめんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁる」

 おおっ! なんと切ない叫び声だ! 何を言っているのかさっぱり不明な分、余計切なさが増しているッ!
「せんちめんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁる」
「お師匠様、あれは驚異の妖魔『せんちめんたる野郎』ですわ!」
 突然脇から現れた女が、妖魔の名前を叫んだ。
「って誰だてめー……」
「何言ってるんですの、あなたの一番弟子の霞です!」
「いや、だから俺そんなに弟子いないし……」
「無式ぃっ! これが草薙の炎じゃきぃ!」
「熱いぜーーーーーっ!」
 俺はこんがりおいしそうに焼けた。
「…………せんちめんたぁぁぁぁる」
 妖魔が無視されて切なそうに泣いている。ここは一発……。

1、「時代はマルチだ!」と叫ぶ
2、「いやいや、ここはあかりが正統だろう」と呟く
3、「ふん、来栖川先輩に決まってるだろ」と吐き捨てる
4、疲れたから寝る
5、俺はサイ○人だったことを思い出す