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投稿者:
くたばりポエム @ ppp-im001.fsinet.or.jp on 97/7/31 12:25:33
In Reply to: 「メッセージ文コンクール」―190、191のつづき
posted by 高山 比呂 @ um1-08.tokyo.infoPepper.or.jp on 97/7/31 07:13:33
或る夜、私は海月になりたいと思った
闇く静かな底で、独りなまめかしく発光するゼラチンに
全ての感覚は失せ
音のない宇宙で
ただたゆたう
或る朝、私は海月にだけはなりたくないと思った
闇く静かな底で、独りなまめかしく発光するゼラチンは
私がうつくしいと感じられてこそ
はじめて、ほんとうにうつくしいのだ
ゼラチンの触手には
あなたを抱きよせるちからはないのだ
しかしそれでもなお
海月になりたいという願いは
うつくしくそこに棲るのだ
闇く静かな底で、独りなまめかしく発光するは
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