投稿者: 遠山金三郎 @ tpro2.tky.threewebnet.or.jp on 97/7/13 23:11:46
与力・脇坂(以下脇)「御奉行、これはもしや第十回記念番組の再送ではございませぬか!」 家弓家正「これ、ちとものを尋ねるが、今は一体何年だ。」 故・山田康夫「おめえ何言ってるだぁ。そんなこと、オラたち百姓でも知ってるべ。今は、嘉永三年だぁ。」 家弓家正「嘉永三年!?」 小林清次「おーい。川向こうの次郎吉っさん。そろそろお昼にすべぇ。」 家弓家正「川向こうの次郎吉!おまえがそうか。」 故・山田康夫「そうだべ。オラこれから祝言あげるだ。なんせ仏蘭西つう国のミレーヌ・ルパンっつうめんこい娘だぁ。」 家弓家正「あのまぬけづら、どことなくルパンに似ている。間違いない!。」 (中略) 家弓家正「もう一度訊くが、今は本当に嘉永三年か?」 大塚周夫「今は昭和47年でござる。」 (ルパン三世TVシリーズ・「タイムマシンに気をつけろ!」より抜粋引用) と、こんなものではどうじゃ?」, 脇「よけいわかりませぬ!」 ――――――――――――――――――――――――――――― 脇「奉行所の組織はどうなっているかという質問が次に。」 金「これは良い質問じゃ。一番偉いのはいわずと知れた御奉行。平成の世でいえば、裁判長、検事総長、法務大臣も兼ねておる位の実力者じゃ。」 脇「さすがにたいしたものでございますな。ではこの私目の与力というのは、いかなる職業でございますか。」 金「奉行の下で働く上級役人と考えればよい。」 脇「大変光栄にございます。」 金「実在した有名な与力としては、甲賀忍者の多羅尾氏などがおる。」 脇「そやつの名前は伴内というのでは?」 金「違うと思うが。」 脇「同心というのは?」 金「下級役人じゃ。お主ら与力の元で働いておる。」 脇「一番わからぬのが、目明かしという者でございますが。」 金「目明かし、または岡っ引き、十手持ちなどと言われる輩は、同心が私費で雇っておる探偵と考えればよい。当番組に登場する平次親分は、同心の橋本が私費で雇っており、奉行所の役人ではないのだ。」 脇「なるほど、そういうものでございましたか。しかし、親分とはたいそうな。」 金「実はな、町のヤクザの親分などが、箔を付けるために十手持ちになることが多くてな、目明かしを一般に何とか親分と呼ぶようになったそうじゃ。同心も彼らから接待を受ける事が多く、何かと政治が腐敗する原因でもあったそうじゃ。田沼意知時代には禁止令も出ておったそうじゃ。」 脇「何時の世も役人のやることは同じでございますな。」 金「それから、ソフト屋のお律はただの町人と言う設定じゃ。まあ裏の顔は伏せておくが。」 脇「えっ?。そう言えば、何故お律という名を使われましたのかな?」 金「深い意味はないようじゃぞ。ただ、作者は一時期EVAに傾倒しておったということだそうだが。」 脇「それ以外の登場人物について説明して下さいませんか。」 金「まず平次親分の子分のハチ、意外なところで活躍するぞ。 それから大工の棟梁の源さんと徳さん、町火消し"ゆ組"の小頭・辰次郎、かれらはゲーマー仲間じゃ。 何でも屋のお加代というのもおるな。」 脇「お加代は、明らかに違う番組ではございませぬか!」 金「そうじゃった。"死して屍拾う者なし"とかいうやつじゃったの。」 脇「違うと思いますが。それから私と同じ与力で秋山というものがおりませんでしたか?」 金「そうそう第六回まで出ておった。いつの間にか消えてしまったのう。"要らぬなら殺してしまえキャラクター"とは名言じゃのう。」 脇「ここの作者、怖い。」 (注)この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。P.S.第12回の本編もこちらで公開中です。 http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs1/vol235/235_59.html
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