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再々掲載 @ 202.248.232.141 on 97/6/05 15:09:55
In Reply to: 土星 第14回「運命綺想曲」前編
posted by 再々掲載 @ 202.248.232.141 on 97/6/05 14:51:39
「さっきの爆発は何だったんでしょうね?ザビア博士。」
「ふむう・・・?」
「それはあたし達の勝利の花火よ!」
「誰だ!!」
誰かが自動ドアを開けて入ってきた。
「初めまして、五十嵐博士にザビア博士。あたしの名はベス。木星帝国軍の者よ
ん。次元砲”無却”を貰いに来たわ。」
そこに立っていたのは、軍帽を被り、上半身裸で網タイツをはいた・・・
タレ目で、口の周りが青ヒゲのオカマだった!!
(一方・・・)
「神様仏様劉黒龍様ぁ!どこまでも付いていきまっせ!」
「作戦だ。作戦に違いないっス・・・」
勘違いだと思う・・・
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「木星帝国軍だと?馬鹿な、このリングEのエネルギーバリアをどうくぐったの
だ!」
「くぐるも何もそんな物は初めからなかったわ。だからあたし達はハッチを破壊
して中にお邪魔させてもらったの。」
「ぬう・・・」
「さてとそろそろ”無却”を頂きましょうかしら。」
「そんな物は知らん!」
「あらとぼける気?こちらはみぃーんな知ってるんだから。次元砲”無却”それ
は・・・」
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「次元砲”無却”、それはアーンファーンテリブルの精神波動と土星の超方程式
が一体となった恐ろしき魔砲。アーンファーンテリブルの精神波動によりこの
世界の存在そのものを一瞬の間だけ消す。そのあと世界は拒否反応を起こして
勝手に戻るわ。けど”無却”のビーム砲の攻撃を受けた物だけは無から有への
回帰を許されない。つまりそのまま無の中に捨てられる訳ね。正に・・・
”無却”」
「くっ・・・木星帝国がそこまで調べていたとは・・・」
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「アーンファーンテリブルは見つかって後は一週間で肝心の砲台が出来上がる所
だったらしいけど、残念ね。でもちょっと疑問に残る所があるの。あんた達そ
れで中立軍を脅すつもりだったらしいけど、何でそんな回りくどい事をするの?」
「そっ・・・それは・・・」
「わかっているわ。実験してないからでしょ?いえ実験なんて出来る代物ではな
いわ。確かに理論上はこの世界が消えて元に戻るわ。でもそれはあくまで理論
の上。もし失敗してそのまんまだったら・・・」
「・・・・・・」
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