「コ・・・コキア・・・！！」

そう、そこに立っていたのは紛れもなく死んだはずのコキアであった。

「な・・・」
「こういう事さ。」

ま・・・まさか、サイボーグ？

「そういう事。」

そう言うとコキアは銃弾をほじくって取り出した。

「さてと、まさかあの四天王の劉さんがお出ましとはな。とりあえずシュウに
　・・・」

ガタッ・・・

「！？」

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「誰だ！」
「あ・・・あの・・・」

女の子の声だ。物陰に隠れているらしい。

「来ないで・・・お願い！」
「安心して。僕達は土星軍でも木星帝国軍でもないから。」
「本当でございますか？」
「うん。僕の名はマサキ。でこっちが・・・」
「コキア・ダワだ。」
「へっ？ワダア・・・」
「後ろから読んじゃ駄目ぇ！！」
「ご・・・ごめんあそばせ。」
「で・・・君の名は？」
「アリス。土星のアーンファーンテリブル、通称サターンでございますわ。
　マサキ様にワダ・・もといコキア様。」
「どうでもいいけど出てこない？」
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「あ・・・いけませんわ。マサキ様。」

何を困っているのだろう？僕はそんな事にはお構いなくアリスを引きずり出そう
とした。

「こっち来た方が話しやす・・・はっ・・・」

その場で僕は出血多量で死ぬかと思う程鼻血を出してぶっ倒れた。
僕が見た物。それは長い金髪の美少女・・・の素っ裸だった。

「あ・・・恥ずかし・・・」
「ああちょっと待ってろ。俺が服捜してくるから。」
「は・・・はは・・・裸・・・ピクピク・・・」

部屋から出て行くコキア

「ピピッ！こちら土人形（ゴーレム）。土星のアーンファーンテリブルを発見。」