|  
 [ このメッセージへの返事 ]
[ 返事を書く ]
[  home.html  ]
 
  
 投稿者:
ラッキー!  @ oppp030.harenet.or.jp on 97/8/10 20:04:31
 
In Reply to: 「エヴァンゲリオン」死海文書 posted by Qちャん  @ www.nnettown.or.jp on 97/8/10 18:47:31
 
> ・岡田斗司夫という男vol.1 〜SFオタクとアニメオタクとの出会い〜>
 >  ここ最近、「オタク学会云々」とかワケの解らない本を太田出版などのアングラ系
 > 出版社から出している、いかにもそれ系の気持ち悪い外見をした自称オタク文化人
 > である。どういう経緯か解らないが、東大教養学部で教授をする身分にまでなった。
 > 彼の講義では「そこのお前!ガンダム書いてみろ!」などと叫んでいる姿を見掛ける
 > 事が出来る。いいオッサンが東大生相手にコレかい? 馬鹿丸出しだね(笑)。雇う方
 > も雇う方だがな。
 >  エヴァについて各方面が騒ぎだすと、彼もメディアにちょくちょく顔を出して
 > コメントするのを何ヶ所かで見掛けるようになった。御存じの通りエヴァンゲリオン
 > を作ったガイナックスと彼とは密接な関係がある。若い世代の人達は全く知らない人
 > も増えて来たので、簡単な説明をする事にする。
 >
 >  元々は大阪SFコンベンション(略してDAICON)というイベントの主催者。
 > そしてこのSF大会において、マニアの間でも今だに有名な「DAICONIII」
 > 「DAICONIV」というアニメのオープニングフィルムが作られた。大根型の
 > 宇宙船とヤマドもどきの演出、吾妻ひでお調のランドセル少女に巨乳のバニーガール
 > 娘の飛び回っているアニメはどう見ても「SF大会」とは思えない甚だオタッキーな
 > ものだったのだが、とてもアマチュアの作ったものには見えない凄まじい出来に、
 > この世界では話題騒然となる。もう十年以上前の話である。
 >  このオープニングフィルムの制作に関っていた人物が、庵野秀明や山賀博之(「オ
 > ネアミスの翼」の監督が有名)他、今のガイナックスを支える蒼々たるメンバーで
 > あった。庵野も山賀も大阪芸大を中退しており、彼らの周囲にも大阪芸大の関係の
 > 人物は今でも多い。
 >  この時に集まった連中が「同じ大阪っつー事で」意気投合し、その後も自主制作
 > アニメや特撮などをチマチマと作り続ける。庵野の過去の作品という事で最近また
 > 有名になった「ゼネプロ版・帰って来たウルトラマン」などもこの時作られたもの。
 > ちなみにこのOPに使われている歌は、円谷プロをクビになった大阪芸大時代の友人
 > が本家円谷プロの「帰って来たウルトラマン」でボツになったOP曲を、勝手に持ち
 > 出したものを使用している。
 >
 >
 >
 >
 >
 > ・岡田斗司夫という男vol.2 〜会社設立、裏切り、そして今〜
 >
 >  そして岡田は後に会社を設立する。ゼネラルプロダクツとガイナックスである。
 > どちらも多角的なオタク系企業の走りである。ゼネラルプロダクツは主に自社で作っ
 > たDAICONアニメ関係の女の子のガレージキットなどを売っていたが、数年で
 > 倒産する。そしてガイナックスはパソコンゲーム、アニメ、フィギュアという業種に
 > 分かれて経営する事になるが、ゼネプロの件もあってフィギュア方面にはあまり力が
 > 注がれなくなった。この時庵野はアニメ分野に、無名だった赤井孝美(「プリンセス
 > メーカー」シリーズが有名)がパソコンゲーム分野に入社している。他にも前述の
 > 山賀やコミックス版エヴァを連載している貞本義之などのメンバーもガイナックスに
 > 入社している。
 >
 >  だが、何年かすると社長である岡田と彼らとの間には「オネアミスの翼」の不調や
 > 金銭問題、方向性の違いなどで徐々に亀裂が広がりつつあった。まだ'90年代には入
 > っていない頃であるが。岡田は根本的にはSF分野の人物であるが、庵野や山賀など
 > は結局はアニメなどオタク系分野に進みたかったというのが大きな違いである。そし
 > て彼らは岡田斗司夫をガイナックスから追放する事を計画するのだ。首謀者は勿論、
 > 「オネアミスの翼」や「ふしぎの海のナディア」でバリバリだった庵野と山賀。
 >  彼らは周到な計画をし、岡田の気付かない所で社長の権利を全て副社長に移す
 > 手続きをすすめた。そして犯行が完了すると、ある日の朝出勤して来た岡田に対し、
 > 「もうお前の席は無い」と宣告し彼を追い出す事に成功した。これが確かTV版
 > 「ふしぎの海のナディア」の終了する前後だったと思う。業界では有名な「岡田
 > 斗司夫追放事件」である。
 >  その後彼は、「海外では、日本でSFと言えば俺の名前が出るんだ!」などと
 > 一生懸命自分を励ましつつ、何故か脚本家を目指して再出発を始める。最後に彼に
 > 会ったのがもう5年位前になるので、その後の詳しい経歴は解らないが、どうにか
 > 現在は一部のオタク系もしくはマイナー系メディアでオタク文化人としての
 > アイデンティティーを確率しつつあるようだ。岡田さん、復帰おめでとう(笑)。
 >
 >  自分の会社を追い出されたのに、何故その会社のアニメの評論や擁護をするのか?
 > と思う人も多いかもしれないが、彼の文章を良く読めば解るが、かなり遠回しに
 > 批判、というか馬鹿にしている(笑)。また、狂信者さえ多いエヴァ関連について、
 > 今の業界人の中でバリバリ文章が書けるのは(ガイナックスがある意味負い目を
 > 負っている)彼位しか居ないという現状もあるのだ。無論、捨てられた会社に助けて
 > もらって今の地位があるんじゃ、あんまし偉そうな振る舞いも出来ないと思うのです
 > がいかがでしょうか、岡田さん?(爆笑)
 
 
 
 
  
 
 
   |