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 投稿者:
TORUNEKO  @ INS87.tachikawa.dti.ne.jp on 97/7/25 01:08:59
 
 ・・・まだ感動の熱が冷めない。これではガキの「はしか」だ。ラストシーンは蛇足だと書いたのですが、頭の中で妄想がぐるぐる渦をまいているので、興味のある
 人だけ読んでください。
 
 
 その1 「庵野さんのオタク批判」
 
 映画を見終わったオタク(シンジ)は泣きながら? 庵野さん(アスカ)の首を絞め
 ようとする。が、庵野さんはオタクに手を差し伸べる。別に憎くて批判したわけでは
 ないといわんばかりに。オタクは思わず攻撃の手をゆるめて安心するが、庵野さんは
 最後に一言だけ言い放って逃げる。・・・気持ち悪い、と。
 
 
 その2 「シンジ逆ギレ」
 
 エヴァ量産型の攻撃からアスカを守れなかったシンジは、自分の不甲斐なさに
 憤りを感じて、逆ギレしてアスカの首を絞める。
 
 
 その3  「あまりにも悲しいラブシーン」
 
 シンジはアスカを犯そうとしてもできず、いきおい余って首を絞める。自分が
 アスカを好きなのにアスカは分かってくれない。だから、憎かった。だから、首を
 しめた。そうすることしかできなかった。
 そして、アスカはシンジの愛情に応えて、手を差し伸べるが、やはり素直に自分の
 気持ちを伝えることができず、「気持ち悪い。」とだけ言うことしかできない。
 シンジもアスカもお互いに好きでいながら素直になれず、お互いに傷つけあってしまう。
 まるでハリネズミのジレンマのように。
 
 
 まとめ:所詮、本当のことは庵野監督しか分からない。
 
 
 
 
 
 追記   「まごころを君に」というタイトルは、まごころとはガイナックスからの
 メッセージで、君とは観客のことだと私は思っています。それにしても
 シンジの台詞で「夢の続き」という言葉が出てくるのですが、あれは庵野監督の
 いうところの「オタクよ現実に帰れ」という意図があったような気がします。
 あれだけ壮大な夢を与えてくれた庵野監督、ガイナックスのみなさんには本当に
 感謝しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
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