「ゲームの魔力・第一部」



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投稿者: ふしぎくん @ chb014.tky.threewebnet.or.jp on 97/7/16 23:18:19

In Reply to: はじめに(ここから読んでね)

posted by ふしぎくん @ chb014.tky.threewebnet.or.jp on 97/7/16 22:56:02

199X年 セガ&ナムコ&スクウェア任天堂
のSEGAハード参入このゲーム界を揺るがす
一代発表を記念して、その年の年末
「セガ&ナムコ」スーパーメガミックス
が発売されることになった。
東西新聞は、この同一ハード参入を記念して、
社主の命令のもと、文化的遺産としての
「究極のゲーム」作成にとりかかった。
担当は、普段はグータラだが、
ゲームに関しては異常な能力を発揮する山岡ゲーム士郎、
新人の栗田U子 である。
一方ライバルである帝都新聞は、バーチャル倶楽部を主宰する
希代のゲーム好き海原ゲー山(実は山岡の父親)を迎え
「至高のゲーム」作成を発表した。
そして両者は週刊ファミ通、紙上での対決を繰り返す・・・


団 「それでは究極対至高の対決を始めたいと思います。
今回のテーマは、スーパーメガミックス発売を記念して

夢の格闘ゲーム

素材は 従来の3D格闘ゲームを使ったカードです。」
社主 「おい、山岡はだいじょうぶなんだろうな。」
局長 「それがなんともはや・・」
団 「ではまず究極の側から発表をお願いします。」
山岡 我々は、いかに素材の良さを引き出すかに注目しました。
鉄拳3は、今まさに旬の素材です。まず1品目からどうぞ。」

山岡 「最初は バイパーズ金網方式で 」

風間ジン VS 三島カズヤ

京極 「おおー!鉄拳3の
まさに幻の親子抗争を実現なわけやな。」

陶人 「しかも鉄拳ルールではなくバイパーズルールとはなんと贅沢な・・」

山岡 「お好みの方には、ハイパーモードという薬味も用意しています。」
陶人 「うーん、こりゃあよだれが出るわい。」
栗田 「それでは、その他の4つのカードを一気にご覧下さい。」


アマーキング VS ジェフリー

ニーナ VS サラ

リン・シャオユウ VS パイ!!

ラウ VS 三島平八

京極 「なんやこれは!VF3 & 鉄拳3ゲームそのままのカードやないか!」
海原 「ふっ、愚かな」
富井 「あーダメだー!山岡、お前のボーナスの査定はゼロだー!」
社主 「うーん」(倒れる)
局長 「山岡君、どういうことなんだ!さあ説明してくれたまえ!」
山岡 「いいでしょう。先程も申し上げた通り、
私たち、究極のゲームは素材を生かすということを突き詰めると
こういう形になったのです。
VF3 & 鉄拳3は、典型的な3Dゲーム。
それを生かすには、やはり相手も素手によるポリゴン格闘が一番です。」
陶人 「ふむ、なるほど、そういう訳か。」
栗田 「さらに我々は、夢という点でも考えてみました。
「VF VS 鉄拳」 をセガハードで見れるというのは、
セガファンならずも
格ゲーファンの長年の夢だったではないでしょう か?」

京極 「確かに。ジェフリー&アーマーキングのバトルが同じゲームで
見れるなんて夢みたいな話や」
陶人 「ラウ VS 三島平八 の激突なぞ見た日には、
20才、若返ってしまうのう。」
リョウコ 「陶人君たらー」
審査員A 「いやー!これはまさに究極のカードだ!」
社主 「やれやれ、一時はどうなるかと思ったが、何とかなりそうだ。」
局長 「形勢逆転ですな。」
山岡 「手応えありだ!」
海原 「士郎、お前は重大な誤りを犯している。」
山岡 な、何ー!」
海原 「素材を生かすことに集中するあまり、
最も基本的なことを見逃している。」
山岡 「も、最も基本的なこと・・」
海原 「まだ気づかないのか!愚か者め!
それで究極のカードとは笑止千万、恥を知れ!恥を!」
山岡 「くっ。」
団 「そ、それでは、続きまして至高のカードの発表をお願いします。」
海原 「よかろう。中川。」
中川 「はっ。」
栗田 「海原ゲー山の至高のカードとは一体・・」
・・・・・・続く。・・・・・・・・・・・・