連載4回目



[ このメッセージへの返事 ] [ 返事を書く ] [ home.html ]



投稿者: ふしぎくん @ chb003.tky.threewebnet.or.jp on 97/7/20 22:28:39

海原「それでは、至高の中の至高、ブライアント兄弟を使ったカード
をご披露しよう。」
陶人「うーん、もう、じれったいのう。」

2本先取!!サバイバル方式
葵&ジャッキー VS サラ&アンナ


海原「ブライアント兄弟の相手としては、
当然おなじ鉄拳シリーズ人気・兄弟のニーナ&アンナ組というのが、
定石というものだろう。がしかし
ニーナ&アンナ:サラ&ジャッキー では同じタイプの対戦では
やや演出不足と考える。」

京極「大舞台でのイナズマ兄弟のサマーが、
ニーナの胸板に炸裂!!!!! というシーンを真剣に見たいと思っている
ゲームファンは、日本に100万人いるのに」

陶人「それなのにアンナ&ニーナでは演出不足とは
ゲー山も思い切ったことを言うわい。」


栗田「他の人間が同じ事を言っても、滑稽としか思えないけど、
海原ゲー山が言うと説得力があるわ。」
海原「私はニーナの代わりのアンナのパートナーを考えた。
ミシェール&バイパーズキャラでは格が違いすぎる。思い切って、
新キャラの はどうかとも考えたが、ではいささか、
鉄拳3の新キャラとしてのパンチ不足と考えた」

海原「やはりここは、投げコンボで対抗できる
葵しかないという結論に至った。」
京極「うむ。相手の良さを引き出す巧さは、
天下一品の合気道の葵と、力と切れ味のジャッキー
アンナ&サラと互角に勝負できる葵との組み合わせ、まさに絶品や。」
社主「ううん・・敵ながらあっぱれ・・」

結城アキラ VS 三島平八

海原「そしてメインを飾るカードはこれだ。もはや余計な説明は無用であろう。
VF代表キャラと鉄拳代表のキャラ同士の激突。これ以外のカードは考えられん。」

審査員B「・・・・」(ぽわーん)
審査員A「・・・・」(うっとり)
栗田「審査員達が、あまりの感激に言葉を失っているわ・・」
京極「なんちゅうカードを組んでくれるんや、なんちゅうカードを・・」
海原「さて詩朗、お前が見逃した最も大事なこととは何か。その答えは審査員の
方々の顔を見れば愚かなお前でもわかるのではないか。」
山岡「くっ、そ、それは、プロレスファンが何を望んでいるかという事だ・・」

海原「そうだ。ゲーム朗、お前は愚かにも
鉄拳3という素材をどう生かすかという事
ばかりに心を奪われ、肝心の従来のセガファンの
期待というものをおろそかにしてしまったのだ。」


山岡「くっ・・」
海原「SEGAファンは、鉄拳との単純なカードを望んでおるのか?
そうではあるまい。ナムコが本格的にSEGAに参加するのだが。
しかし真の格ゲーファンが期待するのは、
ねりにねられた格闘キャラ同士のとの熱い闘いであろう。」
戦うのはゲーム会社ではない!!!」

山岡「・・くやしいが、その通りだ・・」
海原「カードを提供する側が、いくら素材を生かした最高のカードだと思って
も、そこにファンの心がなければ、それはファンにとっては最高のカードとは言
えぬぞ。」
陶人「うーむ。確かに最近のラインナップの中にも、
ファンとして首を傾げるものがあるからのう。」

京極「ファン不在の汚い遺恨やPK&ハメ抗争を始める団体もあるからな。」
社主「嘆かわしいことだ・・」
栗田「なんとか私達ファンの声をカードに反映させることはできないかしら。」
富井「うーん。それは難しい問題ですねえ。」
海原「まあ、そう悲観することもあるまい。
インターネットを利用するという手もある。特にアクセスも多く、
ゲーム開発者も顔を出し、幅広い層のファン
が集まると評判のセガBBSに参加するのが最も効果的であろう。」



陶人「おーそりゃええのう。わしも早速伝言板に参加するぞ。
しかしその いんたーねっとというのは何じゃ?」

海原「ごほん。とにかく!ファンが望むものは何か、という最も基本的な事
すら理解できないお前のようなバカ者が究極のカードなどと
格好つけるのは10年早い!愚か者がっ!」
山岡「くっ。」
審査員A「究極のカードには、一瞬心を奪われたが、
こうして至高のカードと比べてみると、その差は歴然ですな。」
審査員B「これは審議する必要もないでしょう。」
社主「完敗だ・・」
団「それでは今回の スーパーメガミックス対決は、至高のカード側のか・・」
陶人「いや、わしはその判定には不服じゃ。」
栗田「陶人先生?」
陶人「わしには、究極側、至高側、どちらも間違っておると思えるのう。」
栗田「え??海原ゲー山が犯した間違いとは一体・・」

というところで続く。