F1QCインタビュー第11戦(遅ればせながら)



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投稿者: A.久遠寺 @ tko157.kikimimi.ne.jp on 98/3/04 00:45:44

 財政の状況か、1戦おきにしか出走できない状況ながら阿知花の表情は明るかった。
 なんといってもついに表彰台をゲットしたのだから。

白石(インタビュアー)「阿知花さん。表彰台をゲットされた今、
 残すは一番上だけですね」
久遠寺 阿知花「いえ、まだ2位が目標です。そんないきなり優勝なんてむしが良すぎますもん」
白「またぁ〜そんな。今回は特にマシンの調子がいいってことじゃないですか」
久「ええ。身体の一部って気がしますね。とりあえず、いい成績を約束するわ。
  今日ね、新しい着物が見せられるかもね。」

 そして、レースは始まった。
 阿知花の大体のレースはスタートで飛び出し、じりじりと後退していくのがパターンであったが、今日は
全く異なった。
 スタートから第2グループにずっとつけている阿知花。何か力を潜めたままで走り続ける。
そしてファイナルラップ。
 コントロールラインを最初に通り抜けたのは、アロウズヤマハだった。

 初優勝。

 マシンの検査所にかけ込んで、降りてきた阿知花に一言もらおうとマイクを出したとき。
 抱きつかれた。
 そして、その時の阿知花の瞳はうっすらとにじんでいたことをよく覚えている。

 表彰台の上で飛び跳ねて喜びを示す阿知花。
 シャンパンを頭からかぶり、濡れ髪が首筋にからみつく。
 阿知花の色気が端的に示されたであろう。これでまたファンも増えたのではないか。
 それを見ながら、ふと
「今の阿知花の匂いをかいでみたい」と思った私は、ただの阿知花のファンに戻っていたのだろう。

 そして、トップ3インタビューの後。恒例のインタビュータイムなのだが。
 いつもの・・・ではない和服姿に私はぶっとんでしまった。

 「女」としての魅力を最大限に引き出した姿。具体的には、
原色をふんだんに使い、驚くことに肩と足を出し切った姿。胸元を強調し、裾はミニスカート並。
 そしてすらっと伸びた足の爪先に布を巻き付け、足袋にしている。
 こんな和服が有るなんて知らなかった。(*1)
 見ているだけで吸い込まれる様な気がする。

白石「まずは、優勝おめでとうございます。いや〜僅差でしたね〜」
久遠寺「ありがとうございます。まだ自分でも信じられない位です。
 最後のザウバーとの接戦は、はっきり言って負けたと思ってたの。
 で、無線で「You get position one!」ってトムが叫んでたの。ずっと忘れられない
と思うわ。」
白「それにしても今回は普段のレース展開とちょっと違いましたね。」
久「ええ。普段は飛ばしすぎて後でバテるでしょ?今日は前半押さえて見たの。
 しばらくはそうやってみるわ」
白「それにしても・・・今日の和服、すごいですねえ」(視線が胸元へ)
久「ええ。勝てたから、ご褒美ってこと。チームのみんなと、誰かさんにっ☆
  見たいんだったらちゃんと言ってくれればいいのに。
白「・・・すいません。ちょっと良く見せてくれませんか?」
久「いいわよ。」
(て、立ち上がって一回転する。裾がぴらっとめくれる。)
白「えっ・・・(絶句)」
久「どうしたんですか?べつにめくれた位あたしは気にしないわよ。
  普段は肌襦袢つけてるんだけど、これじゃつけられないからこれ一枚だけ」
(言い終わって、急に顔がかーっと赤くなる)
白「(焦り)あーっと・・・話題変えましょう。表彰台でシャンパン、頭から
  かぶってましたよねえ。あの時の阿知花さん、すっごくきれいでしたよ。」
久「あ、そうですか?そのことでトップ3インタビューでも聞かれちゃって・・
  それにしても、まだシャンパンの匂いします?
  ちょっとかいでみてくれます?(微笑)」
白「え、いいんですか?」(首もとに顔を近づけ、匂いをかぐ。)
 「ええ、まだ甘い香りがします。」
久「ふ〜ん。そうなんだぁ」
白「えっ、何ですか?」

 ・・・これからも久遠寺 阿知花選手の健闘をお祈りしたい。

 フリージャーナリスト 白石 右京
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 ふう、あぶないあぶない。
 次はぶっちぎりで勝つぞ(とこのころは思っていた)

 久遠寺 阿知花