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投稿者：
ミム・サロ @ a046133.ap.plala.or.jp on 97/11/12 18:50:58
ミム・サロ（以下ミ）「真夏のヨーロッパ第８戦フランスＧＰまもなくスタートです！
解説は熊蔵重春さんです。」
熊蔵（以下熊）「はい。よろしくお願いします。」
ミ「さあ熊蔵さん。今戦からザウバーのシートを得たライオン丸選手が参戦しますが、
いったいどのような走りをみせるでしょうか？」
熊「そうですね。そうとうなパフォーマンスを持っているでしょう。
しかし、マシンの癖など細かいところはまだまだでしょうから簡単には勝たせてもらえないだろうと思います。ＢＳ勢も勢いにのっていますからね。
まあ何といってもポイントリーダーを突っ走るチームメイト烏丸選手とのバトルは見物ですね。」
ミ「これは楽しみになりました！
それではレース直前の情報を河井ちゃんからお伝えしてもらいましょう。河井ちゃん！」
河井（以下河）「え、今回はウィリアムズ、マクラーレン、アロウズ Ａ．久遠寺選手、
ジョーダン セニーにゃん選手、スチュワート ジャッキー選手が出場を辞退しています。
よって計１１台と少数で決勝は行なわれます。」
ミ「 今回はポイントゲットのチャンスですね。 なんとか完走して結果を出したい計１１台です。
さあ全車グリッドにつきました。 オールレッド・・・ブラックアウトォ！！！！
熊「ベネトンとプロストの１台がちょっと遅れました。」
ミ「比較的奇麗なスタートです。数珠つなぎ状態で周回を重ねます。」
熊「プロスト ジョン選手ですか？ペースが上がらないようですね。」
ミ「ちょっと苦しい立ち上がりのようです。
それでは順位を整理しましょう。」
１．アロウズ 四日市
１．ミナルディ 小谷船長
１．フェラーリ Ｎ・ギャラガー
１．ザウバー ライオン丸
５．ザウバー 烏丸
５．プロスト ａｍ＠津山高専ズ
５．スチュワート マグローヌ
５．ジョーダン ｔｗｉｃｅ
５．ベネトン 睡眠不足
ミ「中盤に入っていきますが順位に大きな変動はありません。
さあ続々とピットストップです。
うん！？ ちょっとアロウズが手間取ったか？ ベネトンも遅れています！」
熊「順位が接近しているだけにこの手のミスは痛いですね。」
ミ「他のマシンは無難に済ませたようです。 現在のオーダーです。」
１．ミナルディ 小谷船長
１．フェラーリ Ｎ・ギャラガー
１．ザウバー ライオン丸
４．アロウズ 四日市
４．ザウバー 烏丸
４．プロスト ａｍ＠津山高専ズ
４．ジョーダン ｔｗｉｃｅ
ミ「ランキング２位、３位の２台の激しい攻防です。
そして、やはりやってきましたライオン丸選手！！」
熊「いや素晴らしいですね。 ここまでは完璧な走りです。」
ミ「それから忘れてはいけません。
前戦リタイアを喫した烏丸選手と津山高専ズ選手も真後ろにつけています。
初優勝を遂げた四日市選手、まだまだポテンシャルは未知数のｔｗｉｃｅ選手も後を追います。」
熊「はい。まだまだ分かりません。」
ミ「レースも終盤です。
ここにきてアロウズのペースが下がってきました。ちょっと優勝戦線からは脱落です。」
熊「どのエンジンもかなりの負担が掛かってきているはずですから厳しくなってくるマシンは
他にも出てくるでしょう。」
ミ「全体的にタイムがあがりません。 タイヤにも厳しいか！
おっとここでジョーダンがファステストラップです！
ティレル、スチュワートも自己ベストを叩き出しながら周回を重ねています。」
熊「う〜ん。 ティレルとスチュワートは惜しいですねぇ。
ちょっと序盤のつまづきが響いています。」
ミ「さあジョーダンがトップ３に襲いかかるぞ！
行った！行った！行ったぞぉ！！ 終盤にきてジョーダン ｔｗｉｃｅ選手がトップを快走します！！
熊「いやぁビックリしましたね。デビュー戦を彷彿させる走りです。一発のキレを感じますね。」
ミ「さあ黙っていられない２位集団。ピタリとジョーダンを追いますが抜くまでにはいきません！
もう周回はないぞぉ！ このまま行ってしまうのかぁ！！
・・・あっとこの映像は！？ エンジンから火が！！」
熊「あ・・ミナルディですねぇ。 あ〜これは・・・。」
ミ「最後の最後で痛恨のエンジンブロー！ ハートエンジン、真夏を乗り切ることはできるのか！」
河「ホームストレート凄い白煙を上げたマシンが通過しましたが！？」
ミ「えっミナルディじゃないんですか・・・あっこれはスチュワート、スチュワートだ！！」
熊「私が来る時はよく潰れますねぇ。」
ミ「さあサバイバルになってきたか？ レースが荒れはじめました。
しかし、もうトップを行くジョーダンはファイナルラップです！！
ジョーダンを追うフェラーリ、ザウバー ライオン丸選手も終始激戦を繰り広げながら追いかけますが、
これはちょっと無理か！？ あ〜もうダメです。
ジョーダンは最終コーナーをこえた！！
参戦３戦目にして激戦を勝ち抜き初優勝を手にします！！
デビュー戦同様、強烈なインパクトを残しつつ今チェッカーを受けました！！
そして２位には安定したパフォーマンスをみせるフェラーリ Ｎ・ギャラガー選手と
デビュー戦ながらあわや優勝という走りをみせたザウバー ライオン丸選手です！！
続いて今回は目立ちませんでしたが安定度ナンバーワンのザウバー 烏丸選手、
着実にポイントを稼ぐａｍ＠津山高専ズ選手が４位に入ります！！
熊「６位争い凄いですよ！」
ミ「さあちょっと離れましたが、これは凄い！！
ベネトン、アロウズ、プロスト ジョン・パワー選手、ティレルが団子状態です。
出遅れがもろに響いたジョン選手、ティレル ねるおふ選手は後半ハイペースで追いかけたのが実を結ぶか？
熊「このままですね。」
ミ「残り４台なんと６位でフィニッシュ！
完走したドライバー全員がポイントゲットを果たしました！！
熊蔵さんいかがでしたか？」
熊「いや〜今回も凄かったですね。
全体的にレベルがあがっていてトップ争いに食い込むのがとても難しい状態になっています。
ほとんど完璧な走りを披露しても優勝できません。
完璧もしくは運がなければ・・というところでしょうね。
４位以下の選手は無念だったと思います。」
ミ「熾烈な争いになってきたチャンピオンシップも次戦イギリスＧＰで折り返しに入ります。
さあ次戦はどうなるでしょうか！ それでは第９戦イギリスＧＰでお会いしましょう！！」
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