Ｆ１ドライバー予備軍のうち、高木、ブルツ、トゥルーリは来期Ｆ１にステップ
アップできそうですが、厳しい状況に置かれつつあるドライバーもいます。
　今季モルビデッリの代わりにザウバーに乗ったこともあるノルベルト・フォンタ
ナですが、そのＦ１でのパフォ−マンスが災いになりました。彼のパフォーマンス
に非常に不満を持ったザウバーが来期の支援打ち切りを通告したそうです。確かに
あのパフォーマンスはいただけませんでしたが、いくら下位のカテゴリーで実績が
あるといっても、ろくにＦ１に乗ったことのない人間をいきなり乗せてまともに運
転できるわけがないだろうに・・・。でも、これがＦ１の厳しさなんでしょうね。
　もう一人、デラ・ロ・サも厳しい状況に置かれつつあります。スチュワート入り
が有力だったのが、持ち込むスポンサーとチームのスポンサーがバッティングして
しまったこともあって、結局スチュワートはマグヌッセンの残留を決めてしまった
ため、スチュワートはボツ。ティレルは既に高木を発表しており、二人ルーキーは
難しい状況。ミナルディはデ・ラ・ロサ自身が興味がない。
　ということで、行くところがないのですが、本人にはＦポンに残留する気は毛頭
ないそうで、現在テストドライバーとして売り込んでいる最中とのことです。年齢
を考えると彼にはあまり時間が残されていないので、どこか起用してくれるチーム
が有れば良いのですが。