予想通り、と言っては失礼かもしれないが、スチュワートの２台がエンジン・ブローで
リタイアした。当然、この責任はフォードにある。
スチュワートＳＦ-１は、空力的にも優れているという評価が定着しているようだし、
ポテンシャルの高いシャシーだと思う。
それだけに、エンジンが２流なのが残念だ。
フォードのZetec-R V10エンジンは、昨年ザウバーに搭載されていた時も
クソエンジンと言われていた。
そして、今年のエンジンも間違いなくクソだ。
ジャッキー・スチュワートが気の毒でしょうがない。
フォードとは５年契約を結んでいるので、スチュワートがこれから
トップチームに成長できるかどうかは、フォード・エンジンの出来に
かかっている。
フォードは、来年からカスタマー用Ｖ８エンジンの開発を中止して、
ワークスＶ１０の開発だけに、すべての力を注ぎ込むという計画を
もっているらしい。来年のフォードに期待したい。

ところで、TAG HEUERの最高速表示システムがホッケンハイムでは
見られなかった。どうしたんだろう。
ホッケンハイムだからこそ、各チームの最高速を知りたかったのに。