ハードの普及率とソフトの売り上げの相関式(超長文)



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投稿者: 馬刺の尾頭付き(京都出身) @ okigate2.oki.co.jp on 98/3/11 19:08:48

ハードの普及率とソフトの売り上げは単純に比例するものではないということを自分なりに考察してみました。

 A:Bの普及率が1:2だと仮定し、同時にコアファンの数も同様とします。すると、発売初日の売り上げは当然1:2となります。ここでは単純にBの方が2倍売れています。
 その後ですが、「口コミ」と呼ばれる現象があります。当然それを行おうと思う人も1:2の比率ですね。ただし、共通話題として噂する場合、当然普及率の高いハードの方が人の口から噂されやすく、そうでないハードは内輪話という趣をもってきますから、当然噂されにくくなってきます。単純にAの持ち主が1という規模の人にうわさ話をするなら、Bの持ち主が2という規模の人に噂するとしましょう。
するとつられて買う人の人数比は1:4となります。

従って総発売本数比は、1+Y:2+4Y(←Yはある係数であり、正の大きさ)となります。
 これでは単純にBのハードが2倍強、Aよりもソフトが売れるに過ぎないとなってしまいますが、現実とは食い違います。ここで最初に述べた初日の発売本数比が1:2であることに原因があるのではないかと考えてみます。
これに関与するのがユーザの士気ではないでしょうか。つまり普及率の低いハードほどコアユーザ一人当たりの平均士気が下がります(あくまで平均。問答無用に熱心な方はごく少数)。すなわち同程度の魅力を持つソフトであっても初日の発売本数は1:2ではなく
 
     1×α:2×β(0<α<1、β>1)となります。

よって結論。

総発売本数比はA,Bの2ハードについて以下の式になります。

1×α+1+Y:2×β+2+4Y
(0<α<1、β>1、Yはある係数で正)

よってハードの普及台数からSS:PSが上式に当てはまり、現実の数比として1:6くらいになるのではないかと思います。あくまで概算による仮定だけどね。もきゅ。