かまいたちの夜や弟切草がそれなりに売れたのは、ハードの勢いってのもありますけど
なにより「ホラー」「ミステリー」という非常に分かりやすいウリがあったからですね。

バイオ１が口コミであれだけ広まったのも、Ｄの食卓がなんだかんだいってそれなりに
売れたのも、「怖さ」という万人受けしやすくわかりやすいウリがあったからだし。

街のウリは８＋α本のシナリオにあるわけですが、その８本にいろいろな話を持ってきた
ことで、逆に具体的にどうおもしろいのかがわかりにくくなってしまったのでわないかと。
前作とかだったら「すっげー怖い」と簡単に友人に薦められたのに、今作にはその薦める
ための言葉が見つけにくい面があるように思えます。

実際にプレイすれば、個々の話にそれぞれおもしろさがあるし、その複数のシナリオの絡
み具合とか独特のおもしろさがわかるんですけど。
自分も体験版をやって、やっと購入を決意したくらいで。