本当にそんな理由ですか?



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投稿者: デスラー砲 @ ppp25.annie.ne.jp on 98/2/08 08:26:23

In Reply to: 全然違う

posted by ウルトラマン @ ps04.melco.co.jp on 98/2/07 15:54:41

どこで仕入れてきた情報なのかは知らないですが、私の知っている話ですと。

日本では惨敗と言われているN64は、米国でも後発ながらPSに対して健闘しています。
米国ではサターンの一人負けです(米国にPC−FXは無いので)

理由は簡単で、ポリゴンを表示する能力差です。
アメリカ人のリアル要求と感覚は、日本人のそれとは質も次元も違うので。
これの良い例は、2D格闘ゲーム時代の米国ではモータルコンバットが凄く流行ったとかですね。

PCにおいてポリゴンに関しては一日の長がある米国ソフトハウスや米国ユーザーから見たら、
PSやN64に対してサターンのポリゴン能力が彼らの要求スペックを満たしていなかった
と言うだけのことでしょう。
基本スペックにおいて、ポリゴンを手軽に多数扱えないのが悪かったのでしょう。
PSやN64と比較して、ポリゴンに対するハードウェアによる効果加工能力は確かに貧弱です。
また、BGをポリゴンのように駆使する工夫手法なんかでは納得されなかったのでしょう。
だから思うようにポリゴンのゲームが作れない・登場されないサターンは、
米国ソフトハウスとユーザーからどんどんそっぽを向かれていったわけですね。
最後はご丁寧に撤退宣言までされましたけど(さすがにビジネスにはドライな国)

ただ発表時は米国でサターンよりS32Xが期待されていたのは確かですね。
高価なサターンよりハード価格は安価で(当時広く普及している)ジェネシスをパワーアップできる方が
確かに期待されていましたね。
しかし、それを凌駕するポリゴン表示マシンのPSが同時に登場してきたのは運が悪かったというだけでしょう。

ただそのおかげで、米国市場用ソフト開発が主力だったMD時代と違い、
サターンは国内向けのソフトが比較して多くちゃんと発売されたんですから、
国内ユーザーの我々としては良かったと思うべきなのかもしれません。

自分的には何でもかんでもポリゴンは嫌いなので、2D得意マシンとしてのサターンには
新機種登場後も頑張って欲しいところですけど。