通常の２ＤマシンにはＢＧという機能が備えられています。
これはアニメでいう背景で、スプライト（アニメでいうセル？）と
重ね合わされて使います。
アニメでは、背景を少しずつ動かしてキャラが動いている感じを出しますね。
ゲーム機でも同じでＢＧの左上の座標を1/60秒毎に少しずつ移動することで
スクロールを再現します。
ＢＧのない大昔のパソコンは力技でもこれをできないので、
アクションゲーム等を作ろうとするとファミコンレベルよりも見劣りしました。
#スムーズなスクロールが出来ず、ずずずという感じになる。

で、ラスタースクロールというのはどういうことをするかというと、
通常1/60秒毎にやっている作業を走査線の一本毎に行うのです。
#この辺はテレビの仕組を調べてください。
左上の座標を波打つように変化させると走査線一本毎に波打って、
あのうねうねが表現できるようになります。

で、PSはその昔ながらのＢＧを持っていません。
#通常のスクロールはポリゴンによる擬似スプライトの移動で表現する、でいいのかな？
だから、いわゆるソフトによる力技に頼らざるおえません。

#これは某Ｘ６のゲームプログラミング本のうる覚えなんで、間違っているかもしれません。