やっぱり、世界観って大事だと思う(長文)。



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投稿者: 柳原 @ cs36144.ppp.infoweb.or.jp on 98/1/28 18:37:34

In Reply to: 「サクラ大戦」の楽しさとは?(私見)

posted by なおやん @ sj2.casio.co.jp on 98/1/28 09:57:49

 たしかにゲームとしての「楽しさ」も必要でしょうけど、僕は世界観の方が大切だと思っています。まあ、あくまでも個人的な意見なので、賛同しろとはいいませんが、聞いてください。

 RPGといえば、今ではファンタシーが主流です。なぜ、ファンタシーがこれほど受け入れられたのかというと、SFなどに比べてなじみやすい世界観があったからだと思います。剣と魔法……単純ですが、なんとなく暴力的で、野心的な世界が浮かびます。ゲームって、そういう世界観で遊ぶ物じゃないでしょうか?
 ちょっと話がずれるかもしれませんが、「ギャルゲー」ってやつは、ゲームシステムがうんぬんよりも、「かわいい女の子がいっぱいいる世界」が好きでやるわけでしょ? そうじゃないのかな? 僕はそういうのやんないんで、わからないけど……。

 それで、僕の好きな世界観っていうのは、ずばり「金属」です(笑)。戦車や剣、鎧の輝き……。ちょっとやばいかもしれませんが、ガングリフォンなんかのオープニングを見ているだけで、ゾクゾクします。戦国シミュレーションなんかも好きですが、戦国時代の武将たちが兵を率いて戦うからおもしろいんであって、まったく同じシステムでも南北朝や、他の国(たとえば、インドの王国の攻防)なんて描かれても、のめり込むことができません。

 ゲームにどっぷりとつかるためには、それだけの世界観が必要で、システムばかりが秀でていても、どこか冷めたものになってしまうんじゃないでしょうか? 現にそういうゲームをしたことが、みなさんもあるんじゃないですか? あのゲームはおもしろいんだけど、遅くてバランス悪いけどこっちのほうがいいやっ! って、そんなゲームありますよね。「女神転生シリーズ」や「スーパーロボット大戦シリーズ」なんて、まさにそうじゃないでしょうか?

 まあ、好みの世界観ってヤツは人それぞれで、光武のセッティングができればいいという方向に行く人もいれば、もっとキャラを増やして欲しいと思う人もいるわけで、万人向けのゲームっていうのは難しいんですよね。そういう意味では、サクラは間口を広げ過ぎちゃったのかもしれませんね。