街の感想(たくさんネタばれ。)



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投稿者: GGG @ tc-4-239.tokyo.gol.ne.jp on 98/1/25 19:21:36

木曜の夜帰りのコンビニで買いました(コンビニ初購入)
シナリオとシナリオの絡み具合が実に見事で、3日目までは
ぐいぐい引かれるままにプレイしておりました。(仕事ズル休み
1回含む)4日目からは人数が減ったせいと、分岐点をメモする
ようになったので、楽勝でした。記憶でやるとつらいですが、
メモすると簡単でした。
桂馬の犯人も、初日から怪しいと思っていた人がやはり犯人で
したが、フルネームでの入力があったので、名字はともかく
名前が分からず、おもわずアナグラムをしてしまいました。
(30分もかけて・・・バカ)イチカバチカで入れたら
合っていました。
一時は相棒の女の子を怪しみましたが。身寄りがないので
犯人の縁者かと思ったのですが・・・。

シナリオ的には、もう少し七曜会が全体のシナリオにくるかと
勘ぐってしまいました。せっかくだから、犯人(の下っ端)と
追う側の視点があっても面白かったのになぁ。

いまやっと青虫の3日目です。あんまり関わりがないので残念です。
あの画面にはやられた感じですが。でも、せっかくだから生身の
水曜日にもっとあいたかった気もする。

飯野健治氏が「街」と「リアルサウンド」で「なぜ街が上なんだ。
あんなの焼き直しじゃない。RSの新しい試みを評価してよ」
というようなことを以前どこかのインタビューで言っていた事に対する
意趣返しというか大人の対応パロディにも思わず笑ってしまった。
あの方は街をプレイしてどう思ったでしょう。

この2作品は、アドベンチャーゲームというものに対して、それぞれ
違う側面からアプローチしているのですが、根本的にはベクトルが
似ていますね。「街」は、「活字」というものを前提にしているので、
「絵」もあっていいのですが、「RS」は「音」だけでないとなりたたない
ところが弱点ですね。
文字から広がる想像というよりも、アドベンチャー部分のシナリオの
レベルも大分違うし。
変な意味でなく、アドベンチャーゲームの「ファイナルファンタジー」
的な(いい部分でのですが)存在ですね、「街」は。
久々に発売日買いしてよかったです。