ＣＥＳＡが中古販売撲滅に乗り出すとか話題になっていますね。
中古販売がなくなれば新品ソフトの価格が下がるなど以前から
言われていたことですが、果たしてゲームをする側にとってそれ
は良い事なのでしょうか。今後これがどうなるかは分かりません
が、新品が安くなるなんてなんとなく良いような気もしますよね。
　で、新しいソフトを買ったとして、それがクソゲーだったら？今ま
でのようにショップは買い取ってくれません。そうして、クソゲーを
つかまされるのを恐れたユーザーが買い控えを起こしたら、ゲー
ム業界にとって寒い話ですよね。　体力のある名前の通った有名
メーカーのみ勝ち続ける状況を助長しかねません。
　中古ソフト撲滅を唱えるなら、メーカー自身による買い取りや音
楽ＣＤのようなゲームソフトのレンタルなどの新制度も提案してく
れなくては業界を後退させる作り手のわがままといわざるを得ま
せん。

　また、ゲームソフトの価格にも結びつく開発費用の高騰も言わ
れ続けていることです。私がグランディアの売り上げを気にする
のは、グランディアの宣伝文句に制作費ウン億円というのを見か
けたからです。グランディアなんか、ムービーいらないと思ったん
ですけど、ムービーＣＧの外注止めてたらいくらくらい浮いたんで
すかね。
　プレステやサターンの世代になってＣＤによるソフトの供給が主流になったわけですけど、大容量のメディアを手に入れたせいで
ゲーム会社がそれを無理矢理にでも埋めなきゃという強迫観念
にとらわれているような気がしてなりません。シルエットミラージュ
なんか、エンディングのムービーはともかく、あの歌は必要だった
のでしょうか。また世の中にはなんか知らんが取り合えず人気声
優に声入れさせとけみたいなゲームもありますし。いっそ、そうい
うおまけ以上の意味の無い要素を削り１枚のＣＤに複数のゲーム
を入れてくれたり（ＥＳＰにこういう事をやってほしい）、ローソンの
スーファミソフトの書き換えサービスみたいなものの専用新作ソフトとか新しい供給方法も考えるべきと思うのですが。