いわゆるアイレム系ですね(とーっても長文)



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投稿者: nam @ wwwsv4.pcvan.or.jp on 98/1/15 09:38:53

In Reply to: ドット絵で画面の奇麗なゲームって、何があります?

posted by 人間万事塞翁が馬 @ tkyd035.tky.3web.ne.jp on 98/1/15 07:20:53

SNK中心の話になります。すいません。

>個人的には、メタルスラッグが最高峰なんですが

アイレムが事業縮小したときグラフィッカー等が何人か他社
に流れたようですけど、ネオジオ(SNK)の作品にその流
れが見て取れます。
(アイレムの「海底大戦争」も凄かったけど)

出た当初はパッとしなかったネオジオですが、

「ASO II」(縦SHT・SNK)(47メガ)

ではその大容量を活かして気合いの入ったグラフィックを
見せてくれました。(当時としては47メガは大容量だった)

しかし、ネオジオ(というかSNK)が明らかに変わったと
思えたのは、

「LAST RESORT」(横SHT・SNK)(45メガ)

からでしょう。

まだ100メガショック以前の作品ですが、ネオジオ初の横(!)
スクロールSHTとしても、TVで大々的にCMを流し始め
たのもこの頃からでした。

それでその内容ですが、まるで「R−TYPE」(爆)(^^;
システムは多少変則的ですが、グラフィックの雰囲気といい
暗い世界観といいアイレムがSNKブランドで出したんじゃ
ないかと疑ったくらいです。「メタルスラッグ」並のドット
CGはここから始まったと言っても過言ではありません。
サウンドがイカスのもポイント高いです。

ネオジオSHTで次に外せないのは、やはり

「ビューポイント」(クォータービューSHT・サミー)
         (74メガ?)
でしょう。

一見ポリゴン風の画面(キャラクターが)なんですが、よー
く見るとドットで描かれたものなんですねー。

実はこれ、イメージ画からキャラクターをパソコンを使って
ポリゴンに描きおこしたものを、360度回転させて画面で
見て1ドットずれた所でまたドット絵に描き直すという実に
手間の掛かる作業をしたそうです。

その成果は画面中で敵キャラクターが驚くほど滑らかに動い
ているのを見て感動を覚えること必至でしょう。

BGMもハウスからテクノまで多岐にわたっていて面白いで
す。

ただ問題なのは、クォータービューということもあってか、
恐ろしく難易度が高いということです。
(私はまだエンディングを見ていなかったりする)
どこかSSに移植してくれないかなぁ。(マジ)

オマケでこれも「R−TYPE」系のSHTなんですけど、

「パルスター」(横SHT・SNK?)(305メガ?)

てのがあります。

さすがに300メガオーバーの容量を使っているだけあって
グラフィックは迫力がありますが、容量の割りには面構成が
似通ってたりシステムが消化不良な所が残っているのが残念
です。でもボスキャラは凄い!

あと難易度によって敵の出現や攻撃のパターンが変化するの
は良いっす。

とまあ、気に入ってるところをつらつらーっと挙げてみまし
たが、今ならネオジオCDも投げ売りされてるので試しに買
うのもよろしいかと思います。