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雅版 @ jyou74.kumagaya.or.jp on 97/12/07 23:18:23
In Reply to: 並列世界の疑問 IN YU−NO(ネタバレなし)
posted by T.カイザー @ cs2f104.ppp.infoweb.or.jp on 97/12/07 22:30:12
> YU−NOの並列世界での単純な疑問なのですが、
> 並列世界にはたくや(主人公)はいないのでしょうか?
> つまりパラレルワールドで他のキャラが皆いるのだから
> たくや(主人公から見ると自分が2人いることになりますが)
> がいてもおかしくないと思うのですが・・・?
> それともたくやがその世界へ行くとその世界でのたくやは
> また別の世界へ行くと言う事なのかなあ・・?
> (分かり難い文章ですいません)
>
> まだあんまり進んでないのでひょっとしたら愚問かもしれません。
> その場合はすみません。
3次元空間での時間軸を考える場合この時間軸を直感でわかりやすいように2次元での時間軸と比較します。
つまりアニメーションですね。
アニメーションでは可逆な時間軸が存在しますが、例えば未来の映像が過去の映像に割り込んだとしてもそれはあくまでも未来の映像であり割り込んだ過去の映像とは関係なく時間は流れていくという事です。
未来の映像はあくまでも未来のものであり、過去の映像に干渉してもそれはすでに過ぎた事なので何の問題もなく現実の未来は存在する訳です。
これが一種のパラレルワールドの説の一つなのですが、ご理解頂けたでしょうか?
関係ないですが、もしタイムマシーンが実現したならば(人間の想像できるものは必ずいつか実現できるらしい)このようなタイムパラドックスの問題が必ず論じられますが、実際にはパラドックスは存在しません。
何故ならば世界はすべて事象の変化に伴い変わるからです。
アドベンチャーゲームでのパラレルワールドみたいなものですね。
一人の人間が過去の時空に移動したとしても、その人間自体には影響は及ぼされない。
何故ならばその時空移動した自分はその時空での存在する物体でありこれがもし未来での出来事により変化するのであれば過去の時空自体の存在さえも不安定になるから。
現在は自分にとって常に「現在」であるという事です。
例え未来に行っても過去に行ってもです。
これは第三者から見ても同じです。
もし自分が過去の自分にあって助言をしたとしても現在の自分の記憶は自分の脳細胞内に記憶されているものなので現在の自分の生活や考え方が変わるなどと言う事はあり得ないのです。
物質固有の時間は常に存在する時間に対してのみ流れているので時間移動してもその物質の構造は累計時間にのみ左右されるわけです。
ただし、これらの理論はあくまでも「タイムジャンプ」に関してのみ成立するもので過去への移動を他の何らかの手段で行った場合は確証もてません。
時間の進行を単に逆転させるだけの装置であれば、装置内の物質の固有時間さえも逆行するので、もしそれが人間であれば細胞分裂が逆再生され最終的に無になる可能性すらあります。(金属などの物質なら不変かもしれない)
またしても本題からそれましたね。
すみません。
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