競争激化の無差別化時代と言われる今日、日本でも徐々に
比較広告が定着していく、していかざるを得ないと思います。

現在日本で比較広告が定着していないのは、他社の悪口をい
うのを潔しとしない、という日本の消費者気質を反映したもので
すから、比較広告を行うにはそこに大きな注意を払う必要があ
ります。

以前セガールとアンソニーのＣＭがありましたよね。
猿がＳＳだけをプレイしてＰＳには目もくれないというアレです。
あれは、何の検証に基づくものではないので、比較広告ではな
く、まさに日本の風土で忌み嫌われる他社をコケおろすという類
いのものだと感じました。
まあうまくギャグテイストにしたため、嫌悪感はおぼえませんで
したが。

話を戻してゲーム業界での比較広告の是非についてですが、
ゲームの面白さというものを事実に基づいて比較するのは不可能ですから、やるとすれば販売実績とかになってしまうかも。
そんなことだとセガには不利ですね。