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投稿者:
CAM @ proxy.dtinet.or.jp on 97/11/03 17:17:18
侍魂シリーズは真侍のあまりのキャラゲー的な寒いノリに魅力を感じなくなって、
SS版斬紅郎も「拡張RAMを持っている」という消極的理由で買って、ちょっと
プレイした後は放っておいてあったんですけど。
で、久々に引っぱり出してきてプレイしたんですが、これがまたなかなか渋くて
カッコイイゲームですよ。ええ。
コンボ・必殺技重視の通常の2D格闘と異なり、単発の通常技メインに間合い
を考えて、無闇に振り回さずにジリジリと戦うスタイルは「飛び込みから何段」
みたいなノリとは異なり、非常に新鮮。特にvs斬紅郎戦は緊張感あります。
(まあ、必殺技メインのキャラもいますけどね)
天草降臨の14連斬みたいな余計なシステム(苦笑)もないし、まさに「原点
回帰」な感じが良いです。
それに、必要以上に少ない(笑)デモやゲーム外演出とは逆に、ゲーム中の
背景演出の巧みさは特筆ものでしょう。
暗黒に映える夜桜、灯籠が切り捨てられて闇に包まれる廃屋。残りの体力に
応じて異世界へと変貌するのも渋さ満点。ネオジオ的には極まった感があり
ます。
まあ意味がないっちゃあ意味がないんですが(苦笑)、でもカッコイイです。
対戦も判っている人同士だと楽しいんで、問題はCOM戦難易度だよなあ。
ビギナーレベルでも手加減無しの待ち&超反応COMはどーにかならんかった
のだろーか。まあ、それでもネオジオより難易度低いような気もするけど。
(アーケードの難易度は酷かった)
あとエンディングは一応ありますけど、ほとんど無いも同然なんで、その辺の
ストーリーやキャラ性を支えに遊ぶ人向きではないかなあと思います。
そんな感じで、僕はちょっとだけオススメです(笑)。
今なら安いのかなあ? 安いんだろうなあ、多分。
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