そうかい?



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投稿者: レッドアイ @ ftp.cc.u-tokai.ac.jp on 97/10/01 14:42:06

In Reply to: TFV買ったけど・・・

posted by クロス @ INS39.tachikawa.dtinet.or.jp on 97/9/30 23:49:07

 メガドラの延長線上って言えば、ある意味正解かもしれないしある意味違うのかもしれない

 たしかに最近の(東亜プランから連綿と続いてきた)アーケードシューティングの主流から言えば「亜種」かもしれないね、TFVは

 最近の流れでは、ゆったりしたスクロールと列をなして一定間隔で「殺され」にくる敵機が膨大に弾をばらまいてきて、ボスはでーんと構えてあまり動かず雨よアラレよと弾を降り注がせ、こっちはそいつの腕を足をともいでいく・・・こんな感じだよね

 基本的にステージのボリュームを多く感じさせるための演出かな?とも思います

 最近ではコレに則さないなぁと思ったのはレイフォースぐらいかな(十分古いか?)
 レイストームはやや今風かな?

 怒蜂はモロにコレの集大成だったね
 こちらの流れも決して悪くないし、嫌いじゃないけれど(っていうか怒蜂も好きだけど・・・あの蹂躙感は)


 で、TFV
 スクロールスピードはおろか、ゲーム展開までがハイスピードで、スコアアタックすらがスピードを要求してくる作りになっている
 おまけにステージ間も一瞬(読み込みも超っぱや)
 完璧に「俊速」のシューティングをねらっている

 おかげで体内時計はガンガン早くなっていくので、プレイの体感時間はモノの数分のように感じてしまう
 ゲーム内容自体もそうだが、ここでも爽快感を感じさせてくれるようにできている
(副作用でボリューム的に物足りなく感じてしまうのがやや難かな?)

 この辺が意外とスポーツ的に感じられた
(新ジャンル?!スポーティーシューティング??)

 それに感心させられたのが、ザコ敵すらが「殺す気」でかかってきてくれるところ
 最近のシューテイングにありがちな、「死ににくる」敵ってのはあまり見受けられないところ(特にザコ)

 この辺も最近のシューティングと違うなぁと感じた
 たまに殺気すら覚えるからね
(逆に「怒首領蜂」は画面全体で「死ね!!」ってプレイヤーに言ってくるSHTだと思う・・・あの弾数がね)

 もろパターンゲーなのは賛否両論かな?
 これも最近では珍しい
 所見では「勝てる気がしない」ボスキャラも、攻略を見つければ最高の「稼ぎ」の対象でしかなくなる
 この辺の一番効率的な「仕留め方」を見つけるのが楽しいと感じた


 あとは・・・最終的には好みの問題かな?
 アーケードSHT上がりの方には受け入れられづらいかもしれないなとは思っていますよ
 難易度的にも易しめですし(アーケードと比べればね)
 結局これまで語ったことが好みに合うか否かって事で


 そうそう、ゲーム的なことからはずれればストーリーやデザイン、演出的には昨今のSHT(アーケード、コンシューマ含み)で最高峰の出来だと思いますよ

 自機「ガントレット」のH型のフォルムの美しさや、4面後半から始まる数々の演出(正直ここまで思い切ったことやるゲームってなかなかないよね)、よく考えられたストーリーと最後に語られる真相
 この辺は感動モノだと思うんですけれど
 さらにシリーズファンへの感動的なまでのサービスシーン・・・BGMだけでも5回は泣けるようになっているかと
(BGMのドテクノぶりもかなりイケてるし)


 まぁ、首領蜂シリーズの奇抜なストーリーも好きではありますが(蒼穹もイカしてるよね)


 なんにせよ、いまSSシューテイング界はこれ以上ないくらい「熱い」のは確かですよね