ゼルドナーシルトへの誘い。(集団戦闘編)



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投稿者: にま庵 @ p3ikb305.highway.or.jp on 97/9/29 22:34:49

むぅっ…敵が前線部隊を入れ替えおった…。
せ、戦士部隊か…はうぅ。さっきまでは騎兵だったのに。
だからこっちの前線は槍兵にしてるのに…。

ならば、こっちも前線部隊を騎兵に交代してくれる。
…はぅッ、我が部隊の騎兵隊は最後列かッ!
い、いかん…まず「後列交代」で騎兵隊を中列に上げて…。
ああッ、見る見るうちに我が精鋭槍兵部隊が消耗していくゥゥゥッ!
いそげ騎兵隊ッ!

…うわあ、行動力が足りないッ!あ、あと2秒…がんばれわが槍兵部隊、
あと1秒保ってくれ…よし交代ッ!
…うわああッ、すかさず敵が最前線部隊を槍兵にッ!
わ、我が部隊の戦士部隊は…また最後列かァァァッッッッ!!

ひえええええええ!い、入れ替えが間に合わぬゥゥゥゥッ!
なにぃ?もう回復魔法も使えんだとぉ!?
…えーい、こうなったら我が攻撃魔法を食らえ!おりゃ、「ノヴァ」!
「射程が近すぎます」
…(鼻血)
あ、兄貴…もう、だめだ…(大爆発)

騎兵、戦士、槍兵。
この3種の兵種のじゃんけんのような力関係と、それをふまえた上での
リアルタイムでの前線入れ替え。
これが、ゼルドナーシルトの主たる戦闘システムである、
集団戦闘の醍醐味のひとつです。

そして、上記のような、最悪に近い状況に陥っても、
我らがティーグル傭兵部隊には、最後の手段があります。
ええ、とっておきのやつが。

「足」を使うんです。
それはつまり。

「逃げるんだよォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
…生きてさえいれば、借りを返すときもまたきっと来るさ。うん。