サターンの金さん 第12回 プレリュード



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投稿者: 遠山金三郎 @ tpro2.tky.threewebnet.or.jp on 97/7/13 23:04:52

第12回 プレリュード

与力・脇坂(以下)「御奉行。何故タイトルに"プレリュード"というのが、付いておるのですかな。」
サターン町奉行・遠山金三郎(以下)「いや、なんかそうせんとここに書き込み辛いような雰囲気じゃからして。」
「で、ここの内容もプレリュードということなのですかな?」
「...ちょっとした事情があってな、今回はこれが本編なのじゃ。
 それはそうと、宮路殿も気の毒なことじゃのう。タダで配った上に、批判まで受けることになろうとは。心中お察し申し上げたいくらいじゃ。」
「全く可哀想でございますな。素人からの経営指南、宮路殿にすれば、大きなお世話でございましょうに。」
「これ!一言で片づけるでない。それだけサターン町人は生真面目なのじゃ。確かに、うざったいところはあろうが、みな宮路殿やサターンを愛するが故の進言じゃ、貴重な意見も中にはある、外野からの騒音と一概に切り捨てるものではない。」
「はっ!これは軽率な発言でございました。」
「しかし、今回は一体誰が悪いのじゃ?事前配布をした店か、それとも一人で何枚も貰いに行くユーザーか?おかげで儂は、貰えなんだぞ。」
「それぞれに非はありますが、要は配布方法に問題ありと存じます。」
「そうか、配布方法に問題在処。おお!ならば、ねずみ小僧にでも配ってもらうというのはどうじゃ。」
「御奉行!お知り合いでございますのか!」
「い、いいや。と、とりあえず次回のシルミラの時までには、改善されていることを願おう。もしも同じような状況だったら、お白洲に上げて断罪するとしよう。」
「同じような状況というのは、自分が貰えない状況ということでございますかな?」
「それも判断基準のひとつじゃ!」



「ところで、本日のお白洲でございますが、誰になさいますか?」
「例の傲慢太っちょ野郎のI氏が残っておるではないか。」
「おお、そうでございました。ちょうど来週が正念場でございますし、頃合いも良いでございますな。」
「うーむ。しかし、最近は頑張っておるし活躍も目立つ。何より一頃の悪評はどこへやら、むしろ評判が良くなっておるようじゃし、...しばらく様子を見ることにしよう。今回は様子見と参ろうか。」
「さ、左様でございますか。まあM2も無くなってしまったことでございますし、D食2のサターン移行も町人は期待しておりますし、御奉行がそう言われるのであれば構いませぬが。」
「?。お主、誰のことを考えておったのじゃ。儂は、伊良部のことをいっておったのじゃぞ!」
「御奉行、...何で私だけが悪者にぃ。」

(注)この作品はフィクションであり。登場する個人・団体名は、実在のものとは何ら関係ありません。