グランディア・プレリュード店頭デモ感想(長文)



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投稿者: りんぴー @ nrigw01.index.or.jp on 97/7/08 22:14:24

グランディア・プレリュードが、秋葉原で店頭デモされていました。

1時間近く触って、体験版シナリオを両方ともコンプリートしてきました。
せっかく、両方ともコンプリートしてきたので、感想を。

まず、オープニングムービー。
映画のオープニングを思わせるようなカメラワークと、メインスタッフの字幕が
あります。もちろん、フルスクリーンで、フル解像度。歪みはほとんどなし。
ゴーレム(ロボット?)の動きも迫力満点でした。
きっと、ドキドキさせられるでしょう。一見の価値アリでした。
体験版より、画質はアップする予定だそうですが、これでも、十分なくらいでした。
シネパックなのかは、わかりませんが、最初にゲームアーツ以外に、ソフトハウス
2社のロゴが登場していました。そこの技術が使われたのでしょう。

それでは、体験シナリオについて。
体験版には、2つのシナリオがあります。
1つは「パームの街」で、もう一つは「ダンジョン」です。
「パームの街」は、なぞ解きです。主人公が、4つのアイテムを探します。
最初に、イベントシーンでセリフに音声があって驚きます。
また、カメラワークも映画的演出を意識していますね。
実際に操作に入った段階で音声が無くなったのは残念ですが。
ポリゴンを使った街の回転はとてもスムーズでした。
しかし、ズームアウトがないため、ずぐに迷子になることなること。
また、街から港へ移るようなエリア間移動では、移動があると思えない場所で
起こるので戸惑います。
これは、減点ポイントですね。

次に「ダンジョン」ですが。
これは、戦闘の体験が中心です。ランダムエンカントは、ダンジョンを
歩いている時に、近づいてくるモンスターに接触することで起こります。
したがって、ルナーのように、戦闘を逃げることも可能です。
戦闘は、FF7と同じアクティブタイムバトル。
ほぼ、システムのコンセプトも同じ。
ウェイトタイムがあるレベルまで、溜まったら攻撃が可能になります。
FF7と違って、敵のたまり具合も分かるのがいいですね。
その時点で、アイコンで攻撃方法を選択して、攻撃。
攻撃すると場所を移動します。これが、意外に意味あるようですね。
場所によっては、ダメージを受けない敵の攻撃がある。
ダンジョンでは、全エリアのポリゴンを読み込んでいるようで、エリアの切れ目は
ありませんでした。
しかし、ロード時間は長いです。戦闘に入るところは、FF7的に渦巻き効果で
ごまかしていますが、戦闘後のロード時間は長い。完全に、体感5、6秒は、
ブラックアウト。これは、テンポを悪くしています。

全体の感想として、RPGとしては、秀作の部類でしょう。
製品版では、かなり改善してくるので、期待してます。
ちょっと、システムや演出に、FF7を意識した作りがみられますね。
後、心配は、ポリゴンシーンとムービーのつなぎですね。どうなるのでしょうか。
そこは、体験版ではわかりませんでした。
あと、ストーリーが完全に、勧善懲悪型でお子様アニメストーリーですね。
ちょっと、恥ずかしくなるくらい。(体験版「パームの街」シナリオは特に)

店頭でプレリュードを十分に触れたので、7・11はパスします。
ほかの欲しいひとに回ることを期待します。