[ このメッセージへの返事 ]
[ 返事を書く ]
[ home.html ]
投稿者:
金米糖 @ ppp-kw011.fsinet.or.jp on 97/6/21 02:03:27
In Reply to: DSPってなんですか?その辺がラスブロとの違い?
posted by 偽名りぃ @ p3ngym033.highway.or.jp on 97/6/21 00:15:20
DSPとはDigitalSignalProcessorの略です。サターンはこれを複数(7個だったっけ9個だっけ?)持っています。で、DSPはデジタル信号を処理するのがお仕事の演算装置です。<そのままやんけ
CPU:CentralProcessUnit(サターンの場合SH−2が2つ)が色々な事が出来るマルチな奴であるのに対して、DSPはその道一筋の職人さんであり、その専門分野ではCPUが処理するよりも高速にデータを処理する事が出来ます(でも余り利用されて無い事も多いようです)。
しかしながらCPUと同じ演算装置である訳ですから、CPUがやらなければいけない計算を手の空いているDSPにある程度手伝って貰う事が可能な訳です。
サターンを例にとって見ると、まずCPUのSH−2君が二人います。二人がかりである計算をするのに3秒かかっちゃいました。でも周りを見ると何人かのDSP君達が暇そうにしているので手伝って貰う事にしました。で、みんなで協力して同じ計算をしてみると2秒で終わりました。計算時間に先程と同じ3秒間を使って良いという事ならさらにもう1秒間計算する事が出来ます。つまりSH−2君二人だけの時よりも、不慣れだけど何人かのDSP君達に手伝って貰った時の方が1.5倍もたくさん計算が出来た訳です。
こんな感じでDSPをもこき使う=使いこなす事で5割増という数字を実現させた(?)んだと思います。
でもこのCPUとDSPを協力(連携)させるというのは、はっきりいって口で言うよりも遥かに難しい事らしいです。なにしろメインCPUである二つのSH−2を連携させるのだけでも大変らしいですから・・・。
ちなみにラスブロがどんな風にプロセッサを使っているかは知りません。ごめんなさい。それではさようならー。
|