昔、８メガDRAMで東京ドームいっぱいぶん、という話を聞いたことがあります・・というのはさておいて。

人間の脳というのは、記憶を差分情報で記録しているようなので、実際にどこまで記憶できるのか、ということは一概にいえないと思います。

「忘れっぽい」ことについてですが、人間はパソコンでいえば、
レジスタ・キャッシュ・バッファ（どれか正解でしょ？）、ＲＡＭ、ＨＤというように記憶していっています。

ＨＤの容量は先にも述べたようにとてつもなくでかいですが、
ＲＡＭはせいぜいサターンと同程度、その先になると、１００ビットあるかどうか怪しいという感じです。

最近読んだ情報はキャッシュがヒットしてくれますし（もちろん、ここにあるのはアドレスオンリーです）、関連情報もＲＡＭにある可能性が高いですが、しばらく刺激の無かった情報については、ＨＤにしまい込まれている上に差分情報なので、思い出すのに時間がかかる、といったとこですね。
ちなみに、先にＮＳＲさんがおっしゃっているとおり、ＨＤはクラッシュしなければ記憶は完全です（本が正しければだが）。
「忘れっぽい」というのは、おそらくキャッシュのヒット率が悪いだけなんではないでしょうか。

なお、人間の脳というのは情報処理能力が極めて高いので、
最終的に私たちが意識している情報量というのは、せいぜい１００バイト程度です。
あとは全て、経験則（実際はスキーマっていうんだけど）として脳の中に入っている情報に補われ、私たちは現実を認識しています。このスキーマにかみ合わないことが起こると、我々は混乱します。交通事故にあったことがある人はわかると思いますが、前後の記憶が妙にぼやけて足りしませんか？

乱文ですいません。最後まで読んでくださってありがとうございます。

いやあ、大学の認知科学いらいっすね。
まちがってたらごめんなさい。