西暦1999について



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投稿者: KOH @ legal.social.tsukuba.ac.jp on 97/6/03 11:10:31

In Reply to: トゥームレイダースを買おうかと思うのですが・・・

posted by おーした @ hsm213.enjoy.ne.jp on 97/6/03 07:31:29


> あと「西暦1999」ってどんなゲームですか?

 DOOMはやったことないのでわかりませんが、よくDOOM系といわれるアクション
ゲームです。画面は3Dで、自分の視点から周囲の状況が表示されます。自分の体で表示
されるのは武器を持った手の部分のみ。
 ゲームの目的はキルマートというエイリアンのボスを倒すこと。主人公はそのために
エジプトに潜入した工作員という設定です。
 ゲームの進行は、ファラオの霊の指示により、各ステージを攻略し、武器や特殊なアイテムを
手に入れつつキルマートの本拠地に迫っていくというもの。各ステージでは敵のモンスターとの
戦いももちろんありますが、それとともに遺跡の仕掛けを解いたりジャンプなどのアクションを
駆使して遺跡を進んでいくというアクションゲームの要素がかなり強いといえます。
 ゲームを進めるにしたがって、武器もいろいろな種類のものが手に入りますが、そのほかに
アクションの幅を広げる特殊アイテムがあり、それらを手に入れることによって潜水できる
ようになったり、空中での落下速度が遅くなったりして、取れる行動が増えてくるのが目先の
変化にもなり、飽きさせない作りになっています。
 特筆に値すると思われるのが、そのグラフィックの美しさと3D画面スクロールの速さ、滑らかさ
です。ステージ中はCD読み込みが無く、美麗な周囲の風景が高速で流れていくさまを初めて
見たときは圧倒されてしまいました。一見の価値ありと思います。
 つらかったのがアクション部分。変化に富んでいて面白いことは面白いのですが、けっこう
シビアな操作が要求されるところもあって、数え切れないくらい死に目を見ました。
このゲームでは、モンスターにやられることよりも遺跡のしかけでやられることの方が
圧倒的に多いです。
 でもグラフィックのリアリティと移動の滑らかさにより、ゲーム内の世界への没入度は
かなり高いと言え、私は呻吟しながらもなんとか最後までやり遂げました。万人に勧められるか
と問われればちょっとためらうものもありますが、私としてはもっと多くの人にプレイして
もらいたいと思うゲームではあります。