> なんか昔の飯野さんって、もっと今のような「作品」を創るっていうより
> 「ゲーム」を創るって人だった。それなのに「Ｄの食卓」以降アーティスト
> になっちゃって…みなさんどう思います？

そうですね〜、ちょっと考えちゃいますよね。
でもでも、ここで「ゲーム」って定義されてるものって、

「ゲーム」＝消費者を迎合するためのもの。

なのかな？

「作品」っていうと、自分の作りたいものを作るって意味合いが強いような気がす
るんだけど、「ゲーム」っていうと、友達を楽しませるもの、喜ばせるものな〜ん
ていうイメージがあります。（友達って言うとちょっとヘンだね。つまり、サービ
スを楽しむものかな。）

赤ちゃんをあやすときに使うものみたいな感じかな。
空き時間があって、その時間を楽しんでもらうためにゲームをしてもらう、そんな
感じ。

で、「作品」はっていうと、自分が自分のためになにかすばらしいものを作ろうと
することなんだよね。（ちょっと違うかも、ま、いいや）

とすると

飯野さん、昔は楽しませてくれるエンターテイナーだったのに、最近は自分の世界
を描くアーティストになっちゃったってことなのかな？

一応私は、そういう意味でとりますね。

もし、仮に、飯野さんがとても私たちに伝えたいことがあって、それがゲームとい
う形でしか表現できないものだとしたら、「作品」であっても評価します。

ただ、「作品」という言葉のイメージを借りて、「ゲーム」という言葉の子供の玩
具といイメージを払拭するために使い、「ゲーム」自体を大人でも遊べる「ゲーム」
へ持っていこうとするなら、「なんか違うよなぁ〜」なんて思っちゃいます。

確かに「テレビゲーム」という言葉が、子供の玩具というイメージを私はもってて
それをなくして欲しいという願いは私の中にもあるんですけど、無理してイメージ
をなくそうとしてもなぁ〜なんて

> はたしてゲームは「作品」なんでしょうか「ゲーム」なんでしょうか？

これは少しおかしな質問のように思えますが
「ゲーム」は「作品」という意味合いを含むことができるのかどうか？
ということでしょうね。

私は「作品」として成立しうると思います。
だって、ゲームをプレイしてて思いますもん、「そう、これこれ、私が面白いと感
じてるものって」とか、考えますし、この私の面白いという感情を誰かに伝えたい
とか思いますからね。こういう思いを真摯に捉えて、人に共感を与えるような「す
ばらしい」と感じさせるようなものを作れたら、それはもう「作品」なんでしょう。

そういうゲーム作って欲しいなぁ〜
（ん！？そりゃどういう意味？飯野さんのゲームが子供の玩具でとまってるってこ
と・・いや〜そんなことは(^^;;;）

おけぐちひとは