> 与力・秋山玄之助（以下<FONT COLOR=PURPLE>玄</font>）「遠山様、御老中ｄｅｎ野忠邦様からのお呼び出し、やはり当ＢＢＳを荒らすの賊の一件でござりまするか。」
> サターン町奉行・遠山金三郎太（以下<FONT COLOR=RED>金</font>）「うむ、ｄｅｎ野殿も困り果てた様子じゃった。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「今度の輩はたちの悪いマゾ野郎でござりまするからな。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「ｄｅｎ野殿はここを会員登録制にすることを考えておいでじゃ。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「おお、さすがはｄｅｎ野殿、名案でござりまするな。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「儂は同意できぬと答えておいた。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「はっ？良き案とそれがしはおもいますが。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「秋山、サターンＢＢＳの一番のウリは何じゃ？申してみよ。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「ハッおおそれながら。だれでも自由闊達な意見を書き込める場所、と思うております。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「ウム、その通りじゃ。しかし会員登録制にしたらどうなると思う。確かにならず者はいなくなるじゃろう。しかしその代償として自由な雰囲気は失われ、ざっくばらんな意見も出てこなくなるではないか。身分を問わず、どんなユーザーでも自分の意見を気軽に書き込めるこのＢＢＳが儂は好きなんじゃ。儂とて日頃は虚無僧、あるいは遊び人の．．．いやいやゲーマーの金さんとして市井の意見、望み、不満をここに聞いておるのじゃ。そんな大切な場所をほんの一握りの賊に損なわれてはならぬ！」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「仰せの通りござります。しかし、賊はどうなされます。既に、あんたバカぁ攻撃も通じませんでしたぞ。同心、火付け盗賊改めの数でも増やすおつもりか。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「秋山、この立て札をみよ。」
> <H2>逃げちゃだめだ</h2>　
> <H2>逃げちゃだめだ</h2>　
> <H2>逃げちゃだめだ</h2>　
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「なんと！」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「今回の一件で儂が一番危惧しておるのはな、良識ある民がこのＢＢＳに愛想を尽かせて逃げていってしまうことじゃ。すでに儂が知っているだけでも数人おる。彼らがいなくなるとどうなると思う。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「ここは賊一味の巣窟になってしまいます。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「そうじゃ、それだけはどうしても避けねばならぬ。賊はシカトするとしても、それだけではダメなのじゃ。良識がありしかも蘊蓄のある書き込みで、やつらを駆逐するのじゃ。さすれば賊も淘汰されていくであろう。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「なるほど！しかしどのように良識民の志気を高めまするか？」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「この立て札じゃ秋山。」
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「おお、そ、それは！」
> <H1>サターンＢＢＳは死なないわ。私たちが守るもの。</h1>
> <FONT COLOR=PURPLE>玄</font>「御奉行、この秋山玄之助感服つかまつりました。」
> <FONT COLOR=RED>金</font>「ｄｅｎ野殿、ご安心なされい。我らの手で守って見せましょうぞ！」